トリセツの忘年会で、私の今年のベストバイとしてSIMフリースマートフォンである「HUAWEI Mate 10 Pro」(以下、Mate 10 Pro)をピックアップさせていただきました。2017年12月1日発売で、予約して当日ゲットした完全なる私物です。現在使い始めて約10日が経過しています。
Mate 10 Proはすでに多くの媒体にレビュー記事が掲載されています。「トリセツ」にアクセスすれば関連記事をたくさん読める環境にあるわけなので、ここでは購入してから私物として使い込んで感じたことをご紹介したいと思います。
私はもともとMate 9ユーザーで、Mate 9は「エモい写真が撮れまくるシェアしやすいカメラ」として使っていました。ゆえにMate 9との違いにも触れていきます。
Mate 10 Proの特徴をざっくりと
まずは簡単に端末のスペックをおさらいしましょう。
Mate 10 Proは、幅74.5×高さ154.2×厚さ7.9mm、重さ約178g。OSにAndroid 8.0 Oreoを搭載しています。このモデルから耐水・防塵性能を備えました。
ディスプレイは6インチのFHD+(2160×1080)OLED HDRディスプレイで狭額縁。有機ELディスプレイなので、黒がしっかり綺麗に見えます。CPUはHUAWEI Kirin 970 オクタコア。RAMは6GB、ストレージは128GB。
メインカメラには開口部 F1.6、1200万画素カラーセンサーと2000万画素モノクロセンサーのダブルレンズを搭載。レンズはLeicaのSUMMILUX-H 1:1.6 ASPHです。フロントカメラは開口部F2.0の800万画素です。
バッテリーは一体型の4000mAh。5種類の信頼性試験に世界ではじめて合格しており、約20分の充電で1日使えるくらいの超高速充電にも対応しています。背面には指紋センサーがあり、カメラ機能利用時にはシャッターの役割も果たします。
特に今回は「Neural network Processing Unit(NPU)」と呼ばれるAI専用プロセッサーを搭載しているというのがもっとも注目すべきポイントとなっています。
Mate 9との違いはどんなところに?
Mate 10 Proは、手のあたりがとても柔らかくなり、なおかつ軽くスリムになりました。グリップ感の印象はP10 Plusに近いものを感じます。Mate 9とどちらのグリップ感が好きかと聞かれたら、今は間違いなくMate 10 Proのほうが好きです。
レスポンスもすばらしく向上しているようです。Mate 9のレスポンスもよかったのですが、ボディが軽くなったのと同様に、動きにも軽やかさが加わったようです。これはメモリが4GBから6GBに増えたことに加え、前述のNPU搭載のインテリジェントなKirin 970 オクタコアCPUの存在、そしてHUAWEI独自の親切なインターフェイス「EMUI 8.0」によるものでしょう。
背面の指紋センサーの反応も心なしか速くなった気がします。個人的には手が小さめなので、フロントよりも人差し指がかかる背面の指紋センサーがお気に入りです。
耐水・防塵対応もありがたいですね。日常生活なら濡れた手で触っても安心ですし、雨の日は、傘を差しながら地図を見たいときも気兼ねがいりません。
IT関連やモバイル、家電、ヘルスケアジャンルを中心に執筆するフリーライター。ガジェットと料理写真をこよなく愛する。健康関連情報も大好物で睡眠改善インストラクターの資格も取得。主な著書に「iPhone仕事便利帳―1台を使い倒す300の活用法」