フラッシュモードもついている
マイクロUSB差込口の隣の丸い穴は、受光センサーになっています。
スマホのフラッシュと同調してクリップライトでもフラッシュを光らせることができます。
スマホフラッシュの位置の3~8㎜程度の距離にクリップして、センサーに光が入るようにします。
しかし明るい場所ではセンサーが反応しにくいですし、暗い場所でもいまいち反応が悪かったです。
これはスマホとの相性もあるかもしれません。僕のスマホでは、フラッシュとクリップライトの受光センサーの一が少し遠くなってしまっています。
それからスマホのフラッシュは基本的にアウトカメラにしかついていないので、自撮り用にフラッシュ機能を活用することは難しいでしょう。
電源ボタンを2回押すとフラッシュモードになり、背面が赤く点灯します。
フラッシュモード時でもLEDは常に点灯しており、フラッシュが炊かれると最大光量で発光するようになっています。
個人的にそれなら最初から最大光量で点灯させておけばいいのではと思ってしまいます。使いどころは難しいかもしれませんね。
僕のスマホのフラッシュとは同調させられなかったので、無理やり光を当ててフラッシュ発光イメージを撮ってみました。
左の画像のように、センサーに光が入り込むとフラッシュが発光します。
携帯性に優れた内蔵リチウムバッテリー
この製品の優れたところは小さなサイズでありながら、点灯時間が長いことです。
約60分で充電完了し、フル充電時でおよそ45分以上照射可能となっています。
自撮りやちょっとした小物撮影においては十分すぎますし、ビデオブログを撮影する場合でも45分間もあれば安心でしょう。
ちなみに充電中は青いインジケーターが点灯します。充電完了時には赤く点灯するようですが、僕が確認したときは消灯していました。放っておいて過充電になる前に止まるようになっているのかもしれません。
ライトの底面には排熱気口があります。長時間連続で点灯してると熱くなってくるので注意ですね。
スマホにクリップしないで使う
基本的にはライトはスマホに装着して、光を当てながら撮影します。
しかしレンズ側から光を当てるだけの写真では、いかにも光を当てている感のある無機質な写真にも見えるわけです。
ここからは、このクリップライトの応用的な使い方になりますね。
コンパクトなので、どこかに立てかけたり、スマホ以外のものにクリップすることもできます。光を当てる向きに変化を与えると写真の印象も変わってきます。
例えばこの写真ではライトなし、ライトを正面から当てて斜めから撮影したもの、カメラに向かって逆光になるように光を当てたものになります。
ライトの当たり具合で印象はガラッと変わるので、自撮り以外の料理や小物を撮影するときに試してみるといいかもしれません。
影のつきかたでも対象の立体感や雰囲気が変わってきます。
このようにカメラ撮影における光の演出はとても奥深いので、いろいろと試して遊んでみるといいですね。
まとめ
最後の方は本来の使い方と少し脱線してしまいましたが、ただスマホでパシャっと撮るよりも楽しみ方の幅が広がることがよくわかったと思います。
自撮り用としてインカメラに装着して顔に光を当てる場合は、ライトとレンズ付近を見ると目に光が入って綺麗な瞳になります。そして肌が自然に明るくなるように、光を近距離から強く当てすぎないことも大切。
屋外の日陰で顔が曇ってしまう場面や、屋内で明かりが足りない場所での撮影に重宝するコンパクトなスマホ用「リアルプロクリップライト」でした。
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コーヒーとカメラが好きなブロガー。作家を目指して日々、好きなことと新しいことを楽しんでいます。将来の夢はアルパカを飼うことです。