その3:撮影地で探す
写真を探すときの基本は「いつどこで何を」撮ったか、です。
「いつ」は先ほどの年月日からまあ探せます。
「どこで」を鍵に写真を探すのが「撮影地」。
アルバムタブの中にあります。
iOS13では「ピープルと撮影地」という名前で、人物と撮影地のふたつがまとめられました。
撮影地をタップすると、地図が出ます。現在地ボタンをタップすると現在地の中心が表示されますし、「あそこで撮った写真を見たいけど、いつ撮ったか覚えてない」なんてときも、だいたいの場所がわかれば、地図をスクロール・拡大縮小して絞り込んでいけばわかります。
最近のiPhoneの位置情報は優秀なので「京都で撮ったあの写真、だいたいの場所は覚えてるけど、もう一度行きたいからもっと具体的に知りたい」なんてときも使えますね。
地図上の写真をタップするとそこで撮った写真がずらっと並びます。こんな感じ。
これはわたしが一番使う機能です。同じ場所でも撮った時期によって違っていたりしますし。
わたしのiCloudフォトには初代iPhoneから延々と写真を受け継いでいて10万枚を超えていますから、10年前に行った場所の写真も出てきます。こういうのってひとつひとつはなんてことない写真でも、何年も溜めることで貴重な記録になりますから、ぜひ溜めましょう。
もし位置情報をオフにして写真を撮っていた人は……残念でした、ですね。
その4:誰を撮ったか、で探す
これは「ピープルと撮影地」でピープルを選べば、写真に写っている人別に自動的に分類されていますから、特に説明は不要ですね。
ひとりひとりに名前も付けることができますし、間違っていたら「これじゃない」という指示をすることもできます。
よく見る人(家族とか友人とか彼氏とか彼女とか)は「お気に入り」をつけておけば自動的に一番上に表示されますし、不適切な関係の人など出てきては困る場合は、ピープルから削除することもできます。
アプリ側が「この人もそうだと思うけど、ほんとにそう?」ってときは、チェックしてねと表示してくれます。
その5:スクリーンショットを探したい
これ、よくありますよね。スクリーンショットを探したいとか、動画を探したいとか。
そのときは「アルバム」の「メディアタイプ」です。
ビデオ、セルフィー(インカメラ)、ライブフォト、ポートレート、スクリーショットなど、メディアタイプ別に分類されています。
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。