家庭に1台はあろう電気ケトルですが、お湯はやかんで沸かす派の人もいますかね。僕はコーヒーや紅茶などホットドリンクを好むので電気ケトルをよく使います。
最近は電気ケトルもさまざまなニーズに対応した製品があって、1分ですぐにお湯を沸かせるものや、注ぎ口がコーヒードリップに適した細口のものなどがあります。
その中でも、今回レビューする電気ケトルはちょっと変わり種でして、「折りたためる」コンパクトな電気ケトルです。
折りたためるというユニークさだけでなく、細々とした機能もよく備わっていて非常に便利なのです。
1~2人用にちょうどいいサイズ感とレトロなデザイン
中身は電気ケトル本体、電源コード、付属カップ、付属ポーチといたってシンプル。
ちなみに、このTHANKOというメーカーの製品は「面白くて役に立つ」をコンセプトにしていて、ユニークなものが多いのです。ありそうでなかったではなく、思いつきもしなかったけどそんなのあるの!?ってところを突いてくる。
このレトロチックでかわいらしいデザインに、ちょっと親近感がわきます。
発売は2019年8月26日なので最新ですよ。
さっそくですが「折りたたみ」を試してみましょう。
左側がケトル使用時の引き延ばした状態で、右側が収納時の状態です。本体の高さは17㎝から7.5㎝と半分以下のコンパクトさになり、キッチンの引き出しにもしまえるほど。
折りたたみ部分の感触は硬すぎず柔らかすぎず。シリコン製なのでくたっと倒れてしまわない程度のちょうどよい硬さですね。
取っ手部分も微妙に伸ばしたり縮めたりできます。
折りたたんだときのサイズに合わせると、使うときに持ちにくいですし、引き延ばしたときのサイズに合わせると、折りたたんだときに本体よりも高さが出てしまいます。
大きさを変えられる取っては、使いやすさに配慮されていると感じます。
水を加熱する底面のステンレス部にはさりげなくFood Grade304とあります。
一般的な家庭用のステンレス器具や、厨房設備などで使われるステンレスですね。
最大容量は0.6リットルとちょっと少なめですが、コンパクトさが売りなので納得のいく容量かと思います。感覚としては2人分のスープくらいでしょうか。
1人分の飲み物にちょうどよい、0.2リットル部分にも目印がついてます。
1℃単位で調整可能な3つの加熱機能
コンセントに電源をつなぐと、「ピッ」という操作音とともにOFF表記が点灯します。
操作方法は単純で、電源をつないでから右側のモードボタンで沸とう、保温、カルキぬき、OFFの4つを切り替えるだけです。
ボタンではなくタッチセンサーになっているところが、ちょっと高級感があって嬉しいです。
満水の0.6リットルで使ってみます。
本体の電気部分とシリコン部は一体になってるので、電気部分に水をかけたりしないように、中に水を入れるときは注意してください。
コーヒーとカメラが好きなブロガー。作家を目指して日々、好きなことと新しいことを楽しんでいます。将来の夢はアルパカを飼うことです。