省スペースでデスク周りを明るく照らす【BenQ ScreenBar e-Reading Lamp】

2019.08.11
トリセツ編集部/谷口有威
BenQ ScreenBar e-Reading Lamp
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最近デスク周りが暗くて、照明を1つ置こうかなと考えています。トリセツライターの谷口です。

仕事や勉強をする自宅のデスクは手元を明るくしておかないと、視力の低下や姿勢の悪化など、さまざまな問題を引き起こします。

そんなわけで普通はデスクに備えつけられている蛍光灯や、デスクライトを購入して側に設置しているでしょう。しかしデスクのスペースは限られていますし、光の反射、コンセントから電源を引っ張ってくるなど面倒もあります。

そんなデスク周りの照明問題の新たな選択肢となるものが届いたので、レビューしていきます。

モニターに掛けてUSBをつなぐだけの超シンプル設計

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

内容物は本体とUSBケーブル、クランプの3つだけですね。クランプは文鎮かと思うくらいにずっしりと重みがあって、作りはしっかりしています。

もちろん本体も安っぽいところがなく、ガジェット製品がずらずらと並ぶ男らしいデスクにも馴染みそうですね。

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

タッチボタンは4つだけで、左の明度と色温度で明るさや色味を調整できます。

自動調光はワンタッチでセンサーから取り込んだ周囲の光を判断して、最適な明るさと色味に調整してくれます。説明だと地味な機能に思えますが、実際この自動調光機能はかなり便利でした。

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

ケーブルはUSBなのが嬉しいポイント。基本的にデスクライトはコンセントからケーブルを引っ張ってきますからね。

USBであればPCなり拡張ハブなりいくらでも接続可能です。

あまりないシーンかもしれませんが、例えば出先でコンセントが見つからなくても、PCやモバイルバッテリーがあれば使用可能です。

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

クランプと本体はカチッとはめるだけ。

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

ディスプレイに掛けたのを横から見てみます。ねじや粘着テープが必要ない、物理的な構造で設置できるようになっています。特許取得されているみたいですが、よく考えられていますね。

僕はノートPCしか持っていないので画面の厚みが足らず若干不安定ですが、1㎝~3㎝程度の厚みであればぴったりです。デスクトップや外付けモニターが最適です。

モニターに反射せず、手元が明るくなる

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

僕のデスクはかなりスペースが狭かったので、非常にスマートです。

それから本機の売りであるグレアフリー(光が反射しない)で、照明の映り込みが一切ありません。

画面ではなくデスク上を照らす角度になっているので、ディスプレイのバックライトを上げるよりもよっぽど目に優しいのです。

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

ところで私事なのですが最近照明を変えました。お洒落になったものの若干照度が足らず、しかも電球色なので暗く感じるのです。

僕はお洒落なインテリアにかまけて作業スペースが暗くなってしまう事情を抱えてますが、部屋が十分に明るくてもデスク周りはより明るくしておきたいですよね。

スクリーンバーは画面の映り込みがなく、より明るくモニターを照らせるので、繊細な操作を必要とするゲーマーにも人気みたいですよ。

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

作業領域全体を明るく照らすので、非常に仕事がしやすくなりました。

しばらくライトを使いましたが、ふと外してみるとあり得ないくらい暗く感じるようになってしまいました。

また自動調光機能も優秀で、推奨レベルの500ルクスに合わせてくれます。我が家は天井照明が電球色なので暖かい色味に自動で調整されます。

作業する分には白い光のほうが集中できるので手動で調整しています。部屋は暖色のお洒落な雰囲気にして、デスク周りだけ寒色で明るく照らしてくれます。

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

書見台をよく使うので、そっちにライトをつけるなんて応用技もできました。参考書を明るく照らしながらPC作業もできます。

給電がUSBで取り回しやすいので、工夫次第で色々な使い方ができそうですね。


詳細スペック

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp

写真の比較ではわかりにくくて申し訳ないのですが、色温度は2700~6500Kまで調整できます。肉眼だともっとはっきりわかります。

最大まで明るくすると結構な光量なので、大きいモニターやデスクでの使用も余裕がありますね。


光源 Dual color LED 照度 1000lx(height 45cm)
光束 2700K:300lm
6500K:320lm
色温度 2700K~6500K
電源入力 5V,1A USB 消費電力 5W(max)
寸法 45×9.0×9.2cm 正味重量 0.53㎏

LED光源はブルーライトハザード(ブルーライトによる目の健康被害)の評価基準をクリアしたもので、長時間見続けていてもリスクフリーなものとして分類されています。

まとめ

普通のデスクライトやクリップライトは電球の映り込み、スペースの確保、最適な光の質などの問題があります。

致命的な問題というわけではありませんが、それらを一挙に解決してくれるスクリーンバーを使ってみると、その快適さがよくわかるのです。

僕はノートPCでしか使用していないので、ライトをモニターに掛けたときの安定性と、キーボードを照らしてしまうのが少し気になりました。独立モニターやデスクトップ型のPCであれば気になるデメリットは見つからなそうです。

あえて言うなれば価格がちょっと高いので、それを上回る恩恵を感じられるかどうかが決め手になりますね。

複数のモニター作業をする人や、画面に光が映り込まずに最適な明かりで照らしてくれる繊細な照明を求めている人におすすめです。

今までありそうで意外となかったアイデア照明でした。


  • 最近Amazonにて類似商品が販売されているようです。
    製品の形状は似ていますが、品質が悪く壊れやすいとの報告を受けています。ご購入の際には下記製品情報欄から購入する等、購入の際にはご注意ください。

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp AR17

BenQ ScreenBar e-Reading Lamp AR17
BenQ ScreenBar e-Reading Lamp AR17 参考価格:11,900円
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※本文内の価格情報は2019年8月1日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
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谷口有威
谷口有威

コーヒーとカメラが好きなブロガー。作家を目指して日々、好きなことと新しいことを楽しんでいます。将来の夢はアルパカを飼うことです。
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