皆さんは、今どこのメーカーのスマホを使っていますか?
個人的な話になりますが、先日主人が、極小のスマホを持って帰ってきました。まず彼の人となりをご紹介しますと、ガジェット好きのデバイスエンジニア。一癖あるデバイスを我先にと購入しては「なぜそれを購入したの…」と家族を呆れさせること度々の人柱体質です。
ここ1~2年の間に彼が使ってきたスマホを振り返ってみると、BlackBerry Priv→Motorola Moto Z→BlackBerry KEYoneとずいぶんクセの強いものばかり。
家電製品店の店頭でスマホのアンケート調査を受けたときには、「あ~、それは、まったく参考にならないですね」と調査員を苦笑させていました。
そんな主人が新たに選んだ極小のスマホ、それはUnihertz(ユニハーツ社)の世界最小4GスマートフォンAtom(アトム)です。
※本文内の価格情報は2018年12月5日時点でのUnihertzでの価格です。
今回もまた「そのスマホ小さすぎて使いにくいのでは…」という家族の声がうすうす結果を物語っていますが、実際に1ヶ月間Atomを使ってみて、嘘偽りのない使い勝手をレビューしたいと思います。
Atomとはどんなスマホなのか
さっそくAtomとはどんなスマホなのか、ご紹介しましょう。
2018年春、中国のスマホメーカーUnihertzが、クラウドファンディングサービスKickstarter等で資金調達をして、Atomの商品化を実現。2018年6月より発売がはじまり、現在では、Unihertzのサイトでも販売されています。(*2018年12月5日の価格は$259.99)
同社で発売中の超小型スマホJelly ProはすでにAmazonで販売されているので、今後AtomもAmazonで購入可能になることでしょう。
Atomのスペックと性能
サイズ | H96×W45×D18 mm | バッテリー | 2000mAh |
---|---|---|---|
重量 | 108g(バッテリーを含む) | 画面サイズ | 2.45インチ 240*432 pixels |
OS | Android 8.1 | プロセッサ | MediaTek MT6763V/B |
CPU | Octa Core 2 GHz | microSD | 非対応 |
RAM | 4GB | メインカメラ | 1600万画素 |
ROM | 64GB | インカメラ | 800万画素 |
SIMスロット | Nano SIM x2 | 認証システム | 顔認証・指紋認証・パターン認証 |
DSDS | 対応 | Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
対応バンド | GSM: 850(Band5), 900(Band8), 1800(Band3), 1900(Band2) MHz WCDMA: Band1, 2, 4, 5, 8 TDSCDMA: B34, 39 FDD-LTE: Band1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 25, 26, 28A, 28B TDD-LTE: Band34, 38, 39, 40, 41 C2K: BC0,BC1 |
WIFI | 802.11 a/b/g/n 2.4GHz/5GHz WiFi Direct, WiFi Hotspot |
イヤホンジャック | あり | NFC | あり |
USB | USB type C | 付属品 | ACアダプタ、ストラップ、純正画面保護フィルム |
防水防塵 | IP68 |
Atomのサイズ
世界最小を謳うスマホだけあり、手のひらにすっぽりと収まるほどのコンパクトサイズ(H96×W45×D18mm)。iPhoneの中ではコンパクトなiPhoneSE (H123×W58×D7 mm) と比較しても、小さいことがよくわかります!
けれど、本体は適度な厚みがあり、想像以上に手になじみます。さらに、背面にはダイヤカット加工が施されているので滑りにくく、四隅の赤いバンパー部分にもグリップ感があり、持ち心地のよさに一役買っているのでしょう。
※本文内の価格情報は2018年12月5日時点でのUnihertzでの価格です。
主婦目線でコスパのいい家電探しが大好きなアラサー。家電屋の近くを通りかかると店内に吸い込まれがち。好奇心旺盛で、新作はとりあえず触ってみたい人。