ここ最近、ドローンを使っての空撮が身近なものになってきました。安定した飛行や、長時間の飛行撮影が可能になり飛距離も格段に伸びからです。
ただ、どこでも飛ばせるという訳ではなく、様々な申請やルールもあり、気になってはいるもののなかなか手を出せずにいた人も多いのではないでしょうか。
しかし、普段自分では見ることのできない景色、アングルでの撮影に憧れを抱かずにはいられない。僕もそんな中の一人で、趣味のSUP(Stand up paddleboard)をしながら空撮をしたいとずっと思っていたのです。
そしてついに念願叶って「Mavic 2 Zoom」をゲットしたので、今回は使用レビューをしていこうと思います。
選んだのは「Mavic 2 Zoom」
Mavic2シリーズとして「Mavic 2 Zoom」と同時に発売されたのが「Mavic 2 Pro」。
ここでは2機種のスペック比較はしませんが、簡単に違いを説明すると、「Mavic 2 Pro」は高画質かつ暗所に強いカメラが搭載されており、「Mavic 2 Zoom」はその名の通りズーム機能(2倍光学ズーム)が搭載された機種となっています。
ドローン自体に差はなく、このカメラの違いが2機種のそれぞれの特徴ですね。購入を検討する際には、どちらを選ぶべきか大いに悩みました。
そして悩んだ結果、僕が選んだのは「Mavic 2 Zoom」でした。やはり24〜48mmのズーム機能を多用したいという気持ちがあったんですね。
「Mavic 2 Pro」の焦点距離が28mmであるのに対し、「Mavic 2 Zoom」はやや広角なのも、選んだ基準のひとつでした。
サイズは折りたたんだ状態だとW91×L214×H84mmで、広げてみるとW242×L332×H84mm(プロペラ除く)となります。
また、Mavic2シリーズからは、機体に搭載された障害物センサーが増えました。これも僕の購入意欲を後押ししてくれた理由のひとつですね。機体の前後・左右・上下と全方向障害物検知センサーが搭載され、より安全に飛行できる仕様になりました。
※全方向障害物検知は、周囲360度すべてをカバーする訳ではありません。特定のモードと特定の環境で機能するため、安全な飛行のためには周囲の状況の安全性を確保する必要があります。
機体の前後にはLEDが搭載されており、フロントLEDはドローンの前方を示すための赤いLED、後方のLEDは機体のステータスインジケーターになっています。
機体底面にも各種センサー、そしてメモリーカードのスロットも下部側面からアクセスできます。反対側にはUSBタイプCポートがあり、パソコンに直接繋いで内臓メモリの撮影データを移すことも可能。
障害物センサーに加え、赤外線検知システムや底部補助ライトがついているのが分かるかと思います。
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5年前にキャンプを始めてその良さにハマり、現在では山梨県北杜市に移住し、山を開拓してセルフビルドで建てた小屋で生活。その生活では山菜採りや渓流釣り、家庭菜園などで自給自足を目指しつつ、変わらずキャンプや登山を楽しんでいる映像クリエイターです