【レビュー】

日立のビートウォッシュを買った話 (1/2)

2018.11.25
トリセツ編集部/荻窪圭
日立 全自動洗濯機 ビートウォッシュ BW-V70C

今のマンションに引っ越して15年。あれですよ。そろそろ大型白物家電が悲鳴を上げはじめる頃なのです。怖ろしいですな。

何が怖ろしいって、大型白物家電……つまり冷蔵庫やエアコンや洗濯機は、総じて単価が高い。だから吟味して選びたいのですが、そのためには「壊れてから慌てて探していては遅い」のです。

今回買い換えたのは、20年ものの洗濯機。最近調子が悪い、ときどき排水がうまくいかないという現象が発生したのが春先のことで、修理して使い続けるには長く引っ張り過ぎた、完全にイカれるまえに買い換えることにしよう、となったのです。

この記事は、その顛末記です。洗濯機以外の、他の大型家電の買い換え時にも参考になるかと思います。

インバーター式はお得か?

日立 全自動洗濯機 ビートウォッシュ BW-V70C

まず家電量販店で実際の製品を見て、目を養います。今どんな種類の洗濯機があり、どんな価格帯なのかをチェックしておきましょう。これは大事なポイントです。カタログスペックや評価記事ではわからないこともいっぱいありますから。

家電量販店ではさまざまなメーカーのものを見ることができ、展示方法もそれなりに考えられています。そのため、現在のトレンドがわかりやすくなっています。

どのジャンルの製品もまず「買うべき製品のランク」が大事になります。洗濯機の場合、下位ランクと中位・上位ランクの差は「インバーター搭載」か否かです。

インバーターとは、モーターの回転を細かく制御するための装置です。洗濯機の心臓部である洗濯槽を回すモーターを細かく制御することで、常に最適な回転数を得られます。結果として、音が静かになる、使う水の量が減る、消費電力が大幅に少なくなる、というメリットがあります。







特に目立つのが消費電力。

洗濯容量7kgの場合、インバーター式の消費電力が約190Wに対し、インバーター非搭載ですと約420Wと2倍以上になります。その代わり、価格も同じ容量で比べると、非搭載が5万円ちょっとに対し、インバーター搭載ですと10万円コースになります。

価格は時期によって大きく変動しますが、だいたいインバーター搭載の方が数万円高め。コスト面で損得を考えるなら、安い製品の方がお得です。

いくら消費電力が半分といっても、洗濯機の場合、1回の洗濯にかかる時間は40分ほどです。10年間毎日洗濯したとしても、数万円差の元がとれるほど電気代の差は出ないでしょう。

しかし、音が静かだとか、省エネという謳い文句はやはり魅力的です。インバーターを搭載した上位機の方が機能面でも充実しているので、うちはインバーター式にしちゃいました。

ええ、そんなもんです。

大雑把に3つのランクがある

日立 全自動洗濯機 ビートウォッシュ BW-V70C

インバーター式の中にも、「ランク差」は存在します。

ランクは3段階。まず「縦型洗濯機」、続いて「縦型洗濯・乾燥機」、そして「ドラム型洗濯・乾燥機」です。この順で価格が上がりますし、サイズも大きくなります。

最初にチェックすべきは「乾燥機能」が必要かどうかですね。

これはもう家庭環境と設置場所と予算次第です。

ただ乾燥機能については「ドラム式の方が上」です。乾燥機能付きの縦型洗濯機はドラム式より、乾燥能力が弱いにもかかわらず消費電力は大きいのです。これはもう構造上の問題なので仕方ありません。

今回、最終的に購入したのは「日立」の製品なので日立のサイトから違いを見てみましょう。


洗濯機を選ぶ前にココをチェック!

乾燥まで行う頻度が高い(夫婦共働きの家庭など)なら、ドラム式がよいでしょう。

乾燥機能付きの縦型洗濯機は「いざというとき乾燥もできる」くらいに見ておく方がよいかと思います。乾燥機能が付く分、価格がぐんと上がるので、まあ、我が家ではさくっと却下されました。


※本文内の価格情報は2018年11月16日時点でのAmazon.co.jpの価格です。


荻窪圭
【デジカメライター 荻窪圭】

老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。