実際に使ってみる
まずはメジャースプーンすり切り1杯(10g)を取り、ドリッパーに入れます。
ステンレスフィルターのため、紙フィルターは必要なし。
豆に含まれている油分もしっかりドリップしてくれます。
このフィルターは粗挽き・中挽き・細挽きにも対応しているので、お好みに合わせてチョイスしてみてください。(極細挽きは目詰まりすると思います)
粉を入れたらコーヒーメーカー本体とドリッパーを接続します。
ドリッパー部分に目印があるため、カチっと音がするまでCLOSEの方向にしっかりとはめ込みます。
しっかりはまれば、画像のようにOPENの文字が確認できます。
あとは給湯サーバーを乗せ、カップの上に置いた後スイッチを押します。
毎分4周・360度回転し、約120秒間一定の速度で回転します。
お好みの温度のお湯を給湯サーバーのMAXの部分まで注ぎ、あとは待つのみ。 2つのドリップ穴が一定の間隔でドリップしてくれるため、安定した抽出が可能です。 ドリップ穴は外側を1mm、内側に1.2mmの大きさの異なる穴が開けられており、かつ底面に傾斜をつけているので、注いだお湯がしっかり最後まで注湯できるようになっています。
実際にドリップしている様子を動画にしてみましたので、ご覧ください。
ドリッパーを外して注湯もしてみたので、2つのドリップ穴からどのように注湯されているのが分かると思います。
まとめ
何度か使ってみた感想としては、確かに再現性の高いドリップが出来ているように感じました。
マニュアルには豆は約10g・湯量150mlとありましたが、お好みで湯量、豆の量を微調整してみてもいいのではないかと思います。豆のロースト具合によっては「濃いな」と感じることもあるので、そこは自分の好みで調整もありです。安定して注いでくれるので、ドリップ技術に左右されず味を決めていくことができます。
豆の挽き目を変えてみる、湯温を変えてみる、豆の量を変えてみる。自分好みの淹れ方を見つけられたら、あとはOceanRichでドリップすればかなり再現性の高いドリップができるのではないでしょうか。
使用後はコーヒーメーカー以外はそのまま洗うことができます。非常に手軽ではありますが、難点をひとつ言うならばあくまで「1杯用」ということ。二人分淹れたい場合には一度洗って、再度ドリップし直す必要があります。個人的には、オプションで給湯サーバー二人用があればより使いやすかったなとは思います。
とはいえ、何か作業しながらでも美味しいドリップコーヒーを手軽に楽しめるのはありがたいですね。
自宅やオフィスに1台あってもよいのではないかなと思いました。
※本文内の価格情報は2018年10月11日時点でのユニークダイレクトの価格です。
5年前にキャンプを始めてその良さにハマり、現在では山梨県北杜市に移住し、山を開拓してセルフビルドで建てた小屋で生活。その生活では山菜採りや渓流釣り、家庭菜園などで自給自足を目指しつつ、変わらずキャンプや登山を楽しんでいる映像クリエイターです