デザイン・主なスペック
デザイン的には、流行りのシンプルなデザインで、特別新しい個性は見当たらない。しかし、細かい加工が施された金属ボディは洗練された質感で、所有感は十分に満たせる。
それでは主なスペックを見ていく。「HUAWEI MateBook X Pro」の主なスペックは以下の通り。
上位モデル | 下位モデル | |
---|---|---|
液晶 | 13.9インチ(3000x2000ドット)タッチ対応 | |
CPU | Core i7-8550U | Core i5-8250U |
メモリ | 16GB | 8GB |
ストレージ | 512GB SSD | 256GB SSD |
グラフィック | NVIDIA GeForce MX150 | Intel UHD Graphics 620 |
インターフェース | USB-Cx1,Thubderbolt3x1,USB-A(USB3.0)x1,3.5 mm ステレオ オーディオ ジャック | |
サイズ | 304(W)×217(D)×14.6(H)mm | |
重量 | 1.33kg | |
参考価格 | 20万5955円 | 14万7051円 |
上位モデルと下位モデルとの違いは、CPU・メモリ・ストレージ容量・GPUとなっており、連続使用時間は両モデルともに12時間のロングバッテリーとなっている。CPUは最新のi7 / i5を搭載し、負荷のかかる作業でもストレスなく行なえそうだ。
グラフィックについては、上位モデルに搭載されている「NVIDIA GeForce MX150」はCPU内蔵の「Intel UHD Graphics 620」と比べて処理能力がおよそ3倍ほどある。なので、写真や映像編集など多少重い作業をさせても問題はないだろう。
試しにyoutubeで8Kの映像コンテンツを再生させてみたが、全く止まることなく再生できた。ゲームに関しては、さすがに最新の3Dゲームをバリバリ動かすことは難しそうではあるが、少し前のゲームなどであれば、画質を落とすなどすることでそれなりには動きそうである。
インターフェース
最近Thunderbolt接続のオーディオインターフェースも増えてきているので、Windows機にネイティブでThunderboltがあるのは個人的に嬉しい点だ。
拡張性の高いUSB-C、Thunderbolt3だけでなく通常のUSB-Aもあるのも地味に嬉しいポイントだ。写真を見れば、設計上ギリギリなのがわかるだろう。このあたりもHuaweiのこだわりを感じる。
欲を言えばSDカードスロットも欲しかったところであるが、このサイズにUSB-C、Thunderboltに加えUSB-Aをのせただけでも賞賛に値するのかもしれない。
インターフェースまわりは多くはないが必要最低限なものは揃っている。なお背面部はヒンジのみでインターフェース類はなにもない。
重量は1.33kgと特別軽いわけではないが、14インチモバイルノートとしては十分持ち運びしやすいサイズ。
電源アダプターはUSB-C方式のものになっている。
占有率91%!液晶ディスプレイ
「Matebook X pro」は13.9インチながら占有率91%で、開けばほぼ画面という液晶を搭載。解像度も3000x2000ドット(縦横比3:2)と高解像で発色も良く、色域はsRGBを100%カバー、最高10点マルチのタッチ操作も可能となっている。また防指紋加工が施されたCorningの「Gorilla glass」でカバーされている。
このタッチ対応というのがなかなか便利で、例えばWEBや写真を見る場合は拡大縮小や送りもできるし、対応してる業務用ソフトなどを使用する場合はうまく使えば作業効率をアップさせることもできそうだ。
ディスプレイの厚みも非常に薄い!
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DTM関連はもちろんスマホ、カメラ、オーディオ中心にガジェット全般、ともかく最先端テクノロジーを好むギーカー野郎。