オススメ左右一体型ワイヤレスイヤホン5選+2
マニアが集うフジヤエービック Part3
今回取材にご協力いただいたフジヤエービックで、ヘッドホン部門主任の根本圭さんにお話を伺ってきた。フジヤエービックに訪れるお客さんは、イヤホンやヘッドフォンでオーディオの楽しみを追求したい人が多いと語る根本さん。
ただ音が出るものを買えればいいというのではなく、音質やユニークな機能にこだわったいわゆるマニア的な魅力がある。量販店には置いていないような高価なモデルや、安価でもちょっとユニークなものを揃えている。
実のところ本当に音質を追求する人は、まだまだワイヤレスよりも有線のイヤホンを選択するそうだ。これはワイヤレスイヤホンの構造上、今後よっぽど画期的な無線規格が開発されない限り覆ることはないだろうと仰っていた。そんな実情を踏まえたうえで、なお使ってみたくなるようなおすすめのワイヤレスイヤホンを根本さんに紹介していただいた。
MEE audio EarBoost EB1
単なるイヤホンではなく、専用のアプリと併用することで個人の聴覚に合わせた音(イコライザ)の調整ができる。しかもアプリ側で自動的に音の聞こえ方を分析し、それに合わせてプロファイルを提案してくれるのだ。そこから手動で自分好みに微調整することもできる。aptX-LLのコーデックにも対応しており、価格のわりに高性能で比較的コスパにも優れている。イヤホンとアプリの組み合わせによって、より楽しみ方が広がるワイヤレスイヤホンだ。
【トリセツ編集長的レビュー】
音質 | ★★★★☆ | 装着感 | ★★★★☆ |
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遮音性 | ★★★☆☆ | バッテリー | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★★☆ |
※本文内の価格情報は2018年11月28日時点でのフジヤエービック オンラインショップの価格です。
※評価は編集長エマークの独自の見解です。
オーディオテクニカ ATH-C200BT
オープン型なので遮音性はあまりないが、言い方を変えれば開放的で音抜けがいいとも表現できるイヤホン。コードにクリップがついていて、シャツの襟にとめて固定することもできる。カラーバリエーションは6色展開と豊富で、お値段もお手頃なことから、カジュアルに楽しめるイヤホンになっている。
【トリセツ編集長的レビュー】
音質 | ★★★☆☆ | 装着感 | ★★★☆☆ |
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遮音性 | ★★☆☆☆ | バッテリー | ★★★★☆ |
価格 | ★★★★★ |
※本文内の価格情報は2018年11月28日時点でのフジヤエービック オンラインショップの価格です。
※評価は編集長エマークの独自の見解です。
JVC CLASS-S WOOD Wireless 02 inner HA-FW02BT
マニアの間でもその評価は非常に高いようで、説明をしてくださる根本さんの声にも熱が入るほど。特筆すべきは、ハウジングと内部の振動管に採用されているウッド。これにより、豊かで自然な音の広がりと臨場感を演出してくれるとのこと。デザインとしての高級感にも目をみはるところがある。さらにイヤホン本体部分を他の対応機種と付け替えたり、専用ケーブルでハイレゾ対応の有線接続にもできることから、その性能とポテンシャルがうかがえる。
【トリセツ編集長的レビュー】
音質 | ★★★★★ | 装着感 | ★★★★☆ |
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遮音性 | ★★★★☆ | バッテリー | ★★★☆☆ |
価格 | ★★☆☆☆ |
※本文内の価格情報は2018年11月28日時点でのフジヤエービック オンラインショップの価格です。
※評価は編集長エマークの独自の見解です。
Bang&Olufsen B&O PLAY Earset
ちょっと奇抜で特徴的なデザインのフックタイプのイヤホン。ちょっとシャープなエッジやマットな色味が高級感を出しているので、スーツを着ていてもシックにまとまる。なにより驚くのが、実際に装着した時のフィット感。これをつけてみて驚くお客さんも多いのだとか。デザイン性と工学技術の融合が、優れた使用感を実現している。もちろん音質に関してもAACコーデックを採用した、高音質で快適なサウンドとなっている。
【トリセツ編集長的レビュー】
音質 | ★★★★☆ | 装着感 | ★★★★☆ |
---|---|---|---|
遮音性 | ★★☆☆☆ | バッテリー | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★☆☆ |
※本文内の価格情報は2018年11月28日時点でのフジヤエービック オンラインショップの価格です。
※評価は編集長エマークの独自の見解です。
アクセス Brevol AH-BT29
フジヤエービック店舗でも売れ筋ナンバーワンというワイヤレスイヤホン。その最たる理由がなんといっても価格。まずワイヤレスイヤホンを試してみたいといった、最初の一台やサブのイヤホンとして人気のようだ。イヤホンの本体部分が小さく耳の小さな人でも装着しやすいことや、ポップでスタイリッシュなカラーバリエーションから女性にも人気。
【トリセツ編集長的レビュー】
音質 | ★★★☆☆ | 装着感 | ★★★★☆ |
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遮音性 | ★★★☆☆ | バッテリー | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★★★ |
※本文内の価格情報は2018年11月28日時点でのフジヤエービック オンラインショップの価格です。
※評価は編集長エマークの独自の見解です。
オーディオテクニカ SONICSPORT ATH-SPORT7TW
名前の通りスポーツタイプで、ちょっとやそっとじゃ外れないフィット感がある。このモデルは、ダンサーが激しく踊っても気にならないほどの装着感がある、という評価をもらったこともあると根本さんは語る。イヤーチップが一般的なゴムと異なりスポンジタイプになっているので、耳の中で広がって抜群の遮音性を発揮する。この密閉性の高さやスポーツ向けという使用を想定して、若干低音域が強い印象。とは言っても中高域もぬかりはなく、音が抜けない分がっつりと音楽に没入できる魅力がある。またアンビエントといわれる外音を取り込む機能も付いており、安全面も考慮されている。
【トリセツ編集長的レビュー】
音質 | ★★★★☆ | 装着感 | ★★★★★ |
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遮音性 | ★★★★★ | バッテリー | ★★☆☆☆ |
価格 | ★★★★☆ |
※本文内の価格情報は2018年11月28日時点でのフジヤエービック オンラインショップの価格です。
※評価は編集長エマークの独自の見解です。
RHA TrueConnect
イギリスメーカーのRHAで初となる完全ワイヤレスイヤホン。スタイリッシュで、絶妙にチャーミングなデザインが目をひく。ケースの高級感あるデザインも秀逸で、ケースの開閉部のひと工夫に遊び心を感じる。音質は不自然な強調がなく、ナチュラルに聞こえるサウンドとなっている。IPX5の防水性能は生活防水程度で、バシャバシャと水につけたりしない通常使用においては安心感がある。雨の日でも気にならないだろう。またこのメーカーの最大の売りは、保証期間が3年という長さ。故障や不具合など、そういったソフト面でも保証が強いと、安心して購入に踏み切ることができる。とくに完全ワイヤレスイヤホンは価格も安くないので心強い。
【トリセツ編集長的レビュー】
音質 | ★★★★☆ | 装着感 | ★★★★☆ |
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遮音性 | ★★★☆☆ | バッテリー | ★★★☆☆ |
価格 | ★★★★☆ |
※本文内の価格情報は2018年11月28日時点でのフジヤエービック オンラインショップの価格です。
※評価は編集長エマークの独自の見解です。
まとめ
今回はフジヤエービックでワイヤレスイヤホンのメリットデメリットや完全独立型と左右一体型の比較について教えていただき、オススメの製品については、音質・機能・価格バランス・売れ筋といった角度でピックアップしてもらった。
「現代においては、よほどでない限り悪いイヤホンはあまり見かけなくなった」と根本さんは言う。つまり性能や価格を吟味して、自分のライフスタイルに合ったイヤホンを自分で選んでいく必要がある。
また製品ひとつひとつにも特徴があり、メーカーや開発にストーリーがあるなど興味が尽きない。今回様々な製品を試してみて、イヤホンの判断をするには実際に自分の耳で聴いて確認するのが一番ということがよくわかった。
もっと高音質を体感したい方や、ちょっとユニークなイヤホンを試してみたい方は、オーディオマニアを抱えるフジヤエービックのショップを一度のぞいてみてはどうだろうか。
取材協力:フジヤエービック Part3
〒164-0001 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 3F
TEL:0120-189-248
お休みはお正月と休館日のみ。土日祭日営業中(営業時間 : 10:30-20:00)
トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。