日立製作所。「HITACHI」と表記した方がイメージしやすい方も多いでしょう。
日本、そして世界でも有数の大手電機メーカーのひとつである「日立製作所」。元々は銅と硫化鉄鉱を産出する久原鉱業所日立鉱山でしたが、1910年に修理製造部門が国産初の5馬力誘導電動機(モーター)を完成させたことをきっかけに、今の日立製作所が設立されました。
かつては、海外で次々と自動車が作られている中、遅れを取っていた日本の技術。そんな中、創業者の小平浪平は電気事業を伸ばすことが重要であると奮起して、久原財閥の後押しを得ながら世界にも誇る日立製作所を作り上げていったのです。
日本で使うものは、日本でも作れる。その決意が、世界に通ずるメーカーを作る原点となりました。家電の説明書には書かれていないこのようなドラマあったことを、ご存知でしたでしょうか。
今回はその「日立製作所」が創業者の意志をついで、海外に負けない日本のクオリティーの高さを誇った商品をご紹介していきます。
日立 WXシリーズ 真空チルド R-WX74J
ワンタッチオープンの電動引き出し付きでラクラク出し入れ
引き出し型の冷凍庫や野菜室は食材の出し入れのしにくいものだが、この冷蔵庫はなんと片手に食材を持っている時でもワンタッチで扉を開くことができる。調理中に食材の出し入れをするときにも便利。低音冷蔵スペースも設けており、約2度で鮮度を保ちながら保存しておくことも可能。冷凍庫には専用センサーがついており、温かい食品を入れるとセンサーで感知して素早く冷凍をしてくれる機能も。
※本文内の価格情報は2018年8月2日時点でのAmazon.co.jpの価格です。日立 パワーブーストサイクロン PV-BEH900
多彩なツールで、床や高いところも隅々までキレイに
マルチすき間ブラシやハードブラシ、ミニパワーヘッドなどツールが豊富。コードレスなのに強力な吸引力でゴミと空気を分離。2.1kgと軽量で使い勝手も抜群。収納時にはコンパクトになり、ゴミを捨てるときはもちろんワンタッチで。押しても引いても吸引できる「シンクロフラップ」搭載で、効率的に掃除ができる。
※本文内の価格情報は2018年8月2日時点でのAmazon.co.jpの価格です。日立 自動おそうじ クリエア EP-NVG110
HEPAフィルターを含めた3つのフィルターで集じん・脱臭
0.3μmの微粒子をHEPAフィルターで集じんし、脱臭フィルターで空気内に含まれた匂いを脱臭。埃などをキャッチするステンレスフィルターには自動おそうじユニットが搭載され、運転48時間ごとにお掃除。8畳なら6分で空気をキレイにしてくれるパワフル空気清浄機。
※本文内の価格情報は2018年8月2日時点でのAmazon.co.jpの価格です。日立 ヘルシーシェフ MRO-VW1
重さと温度で、火加減はおまかせ簡単調理
赤外線センサーと重量センサーでダブルスキャンし、おまかせで最適な火加減に。大火力平面ヒーターで表面にしっかり焼き色をつけてくれる。ヒーターがフラットなのでお手入れがラクなのも魅力のひとつ。
※本文内の価格情報は2018年8月2日時点でのAmazon.co.jpの価格です。日立 ロータリージーソード RM-LX10D
ハイブリッドロータリーが剃り残し低減と深剃りを実現
往復式トリマーで長いヒゲやくせ毛を短くカットし、ロータリー刃で根元から深剃り。ヒゲの状態によってトルクを調整し、安定した回転数で滑らかに剃り上げ、毎分約18000往復の左右振動でヒゲのカット時に生じる切断抵抗を低減。
※本文内の価格情報は2018年8月2日時点でのAmazon.co.jpの価格です。日立 Wooo ZP5シリーズ L55-ZP5
高画質・高音質の4K対応モデルで美しさを再現
カメラが捉えた輝度を広い幅で記録し、再生時にテレビ側で復元するHDR技術により、光の輝き、明部階調、暗部階調をリアルに再現。スイスのソニックエモーション社が開発した3D音場形成技術を採用し、立体的なサラウンド感も実現している。
※本文内の価格情報は2018年8月2日時点でのAmazon.co.jpの価格です。日立 ふっくら御膳 RZ-AW3000M
日立独自の圧力スチーム炊きでふっくらご飯
カレーライスにはしゃっきりご飯、普段は甘く炊き上げるふっくらご飯、お弁当には冷めても美味しいもちもちご飯と、3パターンの炊き分けができ、日立独自の圧力スチームで少量でも3合炊きでもおいしく炊き上げる。炊飯中に蒸気がほとんど出ないので、置き場所に困らないのも魅力。
※本文内の価格情報は2018年8月2日時点でのAmazon.co.jpの価格です。まとめ
モーターから始まった日立製作所の技術が、今はさまざまな家電に受け継がれています。そして今もなお、日本が世界に誇るメーカーとして魅力的な家電を販売し続けています。海外の製品には到底敵わない、そう諦めなかった日本人の思いが今の日本の家電を支えています。そんなことを思い巡らせてみると、普段使っている家電により愛着が湧いてきますね。
5年前にキャンプを始めてその良さにハマり、現在では山梨県北杜市に移住し、山を開拓してセルフビルドで建てた小屋で生活。その生活では山菜採りや渓流釣り、家庭菜園などで自給自足を目指しつつ、変わらずキャンプや登山を楽しんでいる映像クリエイターです