セッティングは、「シーン」を選ぶだけ
R-07には、ハンディレコーダーで想定されるいろいろなシーンに対して、録音設定がいくつかプリセットされています。
いくつかの設定をみてみると、サンプルレート・録音モード・リミッターの効き具合、ローカットの周波数、それに加えて録音レベルまでもが、それぞれのシーンに合わせて自動選択されているようですね。
デジタルカメラでも被写体に合わせてレンズや露出を設定する必要があるのと同じように、音声レコーダーにもいろいろなセッティングがありますよね。
プリセットされているセッティングから素早く選択して、さらに項目ごとにカスタマイズしていくこともできるので、好みの録音設定も簡単にできそうです。
「REHEARSAL」ボタンで、さらに素早いセッティングを
「シーンセレクトもめんどくさい!」という方には、本機最大の特徴である「REHEARSAL」ボタンがあります。その名の通り、リハーサルをしながらこのボタンをポチっと押してやることで、その空間に最適なRECレベルを自動で設定してくれます。このときに最大の音量を出しておくと、録音時の音割れを防ぐことができますね!
メトロノーム機能です。
大きな液晶ディスプレイが活かされていますね。画面は見やすく、BPMや拍の設定もわかりやすいです。
さらに、チューナーまで装備!これはもう、想定の範囲を超えてますよね。
スマホとのペアリングで、バンドマン最強のツールに!
スマホの専用アプリを使えば、bluetoothペアリングで遠隔操作することも可能です。スマホの画面は日本語表記で、シンプルで見やすいですね。
例えば、ライブハウスで、一番アンサンブルがまとまって聞こえるのはPA卓の位置です。「今日のライブは気合を入れて、ちゃんと録音しておきたい!」 そんな時にも、このリモートコントロールが役に立ちますよね。
ステージの上からリハーサルボタンを押し、自動で最適なセッティングにしたあと、次に本番で録音ボタンポチッとを押してあげれば、離れたPA卓に設置したR-07があなたの演奏を高音質で記録してくれます。
ステージの上と、客席の音は違うのが普通です。PAさんがミキシングした「オーディエンスに届いている『外音』のバランスを知る」というのは、バンドマンにとっての重要なスキルですよね!
R-07、とても役に立つんじゃないかと思います。
いやあ、ほしい!
もうバンドはしませんが…。
いや、こんど編集長をさそって…。
まとめ
Roland R-07をざっくり見ていきましたが、いかがでしたでしょうか?
スマホだけでは実現できなかった高音質と便利機能が、このスタイリッシュなボディにぎゅっと凝縮されているという印象です。
カラーバリエーションは三種類。
音質に拘りたいバンドマンはもちろん、ビジネスにも使っていける便利さも兼ね備えたRoland R-07。
気になる方は、上のリンクからどうぞ!
それでは今回はこのへんで。
ばいばい!
・恋するデジガジェレビュアー/ウェブライター(ロマン派)
・テキストだけで臭ってきそうな臭いセリフ回しでトリセツライターデヴュー・男・デブ・得意分野はデジモノ・カメラ・電子楽器。・よろしくお願いします。