手のひらサイズですべてを丸ごと撮るカメラ
「Insta360 X3」は手のひらでギュッと握れるサイズの小型カメラで、胸ポケットにも入るサイズです。
普通のカメラと違うのは縦型であることと、前後にレンズがあること。前後に180度ちょっとを映す円形魚眼レンズを搭載したカメラが埋め込まれており、内部で合成して360度の画像を作ります。
カメラひとつで180度を撮影する関係でレンズが剥き出しのため、持ち歩くとき用に保護ポーチとレンズキャップがついています。普段は保護ポーチに入れ、マメに撮影する時はレンズキャップで大切なレンズ部だけを保護するのがいいでしょう。
本体の縦長モニターは2.29インチでタッチパネルになっています。側面の2つのボタンとモニター下の2つのボタン、そしてタッチパネルで撮影モードの決定、セッティング、再生などを行います。
記録メディアはmicroSDカードでバッテリー部分に装着します。最初はmicroSDカードをどこに入れるのか探してしまいました。その上にはUSB Type-C端子があり、充電時に使います。この2つの端子はしっかりパッキングが入っており防水仕様になってます。
今回はさすがに水に濡れるような撮影はしなかったのですが、その気になれば水辺や山の中で「アクションカメラ」的に使うこともできます。また、レンズを傷つけないようなプロテクターも別売りで用意されているので本格的に使えるでしょう。自分が走ったり飛んだり滑ったりとアクションしてる間は撮影のことを気にしてる余裕はありませんから、360度全部撮ってくれてあとで編集できるというのはうれしいことですね。
次回のPart2では、実際にカメラを手に外に出て撮影した様子をお伝えします。どんな使い方でどんな絵が撮れたのか?お楽しみに。
※本文内の価格情報は2024年4月11日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
[目次]
・丸ごと撮って後から編集。超画期的な「Insta360 X3」Part1
・丸ごと撮って後から編集。超画期的な「Insta360 X3」Part2
・丸ごと撮って後から編集。超画期的な「Insta360 X3」Part3
・丸ごと撮って後から編集。超画期的な「Insta360 X3」Part1
・丸ごと撮って後から編集。超画期的な「Insta360 X3」Part2
・丸ごと撮って後から編集。超画期的な「Insta360 X3」Part3
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。