秋の気配とともにやってくるのが空気の乾燥。喉や鼻の粘膜は気づかぬうちにダメージを受けています。症状が軽いうちに回復すればよいのですが、さらに多忙やストレスなどの悪条件が重なった場合、より症状が悪化しかねません。
乾燥による秋冬の体調不良から身を守るのに有効なのが、加湿器の使用です。そこで今回は最新型の加湿器事情について詳しく調べました。
加湿器は成熟しその機能は出尽くしたと思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。最新の加湿器は、日本人の暮らしに寄り添って進化しています。ライフスタイルや使用環境に応じたきめ細かい選び分けが可能です。今や大きさも機能もさまざまなタイプの加湿器が登場しており、家族の健康を守るためには、一家庭で複数の加湿器を使い分けるべきなのかもしれません。
最新の加湿器事情を、どうぞ覗いてみてください。
インテリアのように優しいカラーの充電式ポータブル加湿器。主張しないカラーとミニマムサイズが心地いい
阪和 PRISMATE(プリズメイト)は重量わずか175g、女性の手のひらに載って乗ってしまうほどコンパクトな加湿器です。充電式でコードレスなので持ち運びが自由にできます。部屋から部屋への移動も楽ですし、旅行や出張、職場に持っていくのも苦になりません。5時間経つと自動的にオフになる設計で、タンクが空になった場合でも安心です。カラーは落ち着きがあるくすんだ中間色のピンク、ブラウン、ホワイトの3色。電化製品としては珍しく、インテリアに馴染み主張しないデザインが嬉しいです。コードがないので、本当に置く場所を選びません。作業デスクの上、食卓テーブル、飾り棚など、どこに置いても邪魔にならないので稼働時間も増えそう。小さいけど頼もしいワイヤレス加湿器です。
※本文内の価格情報は2019年10月21日時点でのAmazon.co.jpの価格です。大容量タンクと撹拌機能で部屋のすみずみまで潤いが行き渡るサーキュレーター加湿器
アイリスオーヤマのサーキュレーター加湿器 RCK-5519は、空気を潤しながら撹拌もするので、加湿された空気が部屋のすみずみにまで行き渡ります。タンクは3.7リットルと大容量で、連続稼働時間も約6.7時間と長いです。タンクが大きい場合に気になるのがカビや雑菌の繁殖。でもRCK-5519はタンクの水を抗菌作用のある銀ビーズで清浄に保つので安心です。また1度水を加熱してから超音波の力でミスト化する機構となっており、加熱殺菌もできて2度安心。銀と熱の二重の清浄効果で衛生面の守りはばっちりです。また安眠を妨害する稼働音や作動ランプの光も最低限に抑えました。静音モードとおやすみボタンをオンにしておけば、音や明るさが控えめになって、稼働音などが気になる人も安心です。就寝中の乾燥から、喉や鼻の粘膜を静かに守ります。眠りに就く時から目覚めるまでずっと加湿器を使いたい方にぴったりです。
※本文内の価格情報は2019年10月21日時点でのAmazon.co.jpの価格です。業務用に迫る!家庭で使える大容量長時間加湿器。抗菌性の高さとメンテナンスの簡単さが魅力
大容量、長時間稼働タイプの加湿器をお探しの方にはダイニチのダイニチプラスHD-LX1019をおすすめしたいです。タンク容量7.0リットル、連続稼働時間8.8時間と非常にパワフルな加湿器で、木造和室なら16畳、プレハブ洋室なら27畳まで加湿します。近年増えている仕切りのないフラットな間取りのお部屋にも対応した、広い空間で使いやすい加湿器です。本体やタンクが大きいと持ち運びが負担になりますが、HD-LX1019の場合、使う人が楽に持ち運べるよう、よく考えられています。加湿器本体の上に持ち運び用のハンドルがついており、内部の水タンクにもとってが2本ついています。とってが2本ついていると、水が入って重くなったタンクも持ち運びしやすいです。加湿器の使用で面倒なのがメンテナンス作業ですが、HD-LX1019はトレイに使い捨てできるカバーを採用しました。カバーが汚れたら新しいものと交換するだけでいいので、カバーを洗う手間は必要ありません。大容量水タンクで気になることは、タンクの水を清潔な状態でキープできるのかどうかです。HD-LX1019は、Ag+の技術を応用して水と空気の通り道を抗菌加工しています。手間いらずで、清潔で快適な適度に加湿された空間が手に入るので、少しでも手間を減らしたい忙しい方におすすめの加湿器です。
※本文内の価格情報は2019年10月21日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
カメラ女子系ライター。愛用のカメラはCANON EOS 5D Mark IV。ミニマリストをお手本に道具や電子機器は徹底的に気に入ったものしか買わないと決めている。写真を撮りに行きたい国はアイスランド、インド、キューバ、台湾。