皆さんは、コーヒーがお好きですか?
国内外のスペシャリティコーヒーや、手軽なコンビニコーヒーなど、日本のコーヒー豆の消費は、この20年で約1.5倍にも増加しています。特に自宅でコーヒーを飲む人は、オフィスやレストラン、カフェなどに比べても圧倒的に多く、コーヒーメーカー市場は、現在、年間約250万台まで拡大中。
CPの良いマシンはもちろん、プロがハンドドリップで淹れたような本格的な味わいを再現できるマシンや、挽きたての味を愉しめるミル付きのマシン、カフェさながらのラテアートに挑戦できるマシンなど、個性的なコーヒーメーカーやエスプレッソマシンも次々と発売されています。
さらに、昨今のラク家事ブームが、コーヒーメーカーにも到来し、お手入れしやすいマシンも増えているんですよ。さっそく、おすすめの最新マシン10選をご紹介しましょう。
コーヒーメーカー
象印 STAN. EC-XA30
象印×TENTのコラボ新シリーズより、夫婦2人でちょうどいいコーヒーメーカーが登場
創業101年目の象印が提案する新シリーズSTAN.より、コンパクトなコーヒーメーカーが登場。30代の共働き・子育て世帯をターゲットとしているため、夫婦2人分のコーヒー(マグカップ2杯分)を一度に淹れて、飲みきれます。カルキ除去の浄水を、ヒーターで2回加熱して、熱湯と蒸気でコーヒー豆を蒸らしながらドリップするので、味わいは本格的。コーヒー豆をセットするバスケットと、ジャグが一体になっているので使いやすく、水タンクは外せるので、給水やお手入れも楽々です。STAN.シリーズのデザイン&クリエイティブディレクションは、象印と人気クリエイティブユニットTENTのコラボによるもの。コーヒーメーカーと合わせて登場する、IH炊飯ジャー、電動ポット、ホットプレートのどれも、シンプルでSNS映えするデザインなので、シリーズで揃えたくなることでしょう。2019年2月1日発売。
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点での価格.comの最安価格です。ラッセルホブス GRAN Drip 8cup 7653JP
大容量なのにスマートフォルムを実現!タッチパネル操作もスタイリッシュな印象に
Russell Hobbs(ラッセルホブス)のGRAN Drip(グランドリップ)は、プライベートなコーヒーブレイクから、オフィスのリラックスタイム、来客時のおもてなしまで、幅広いシーンで活躍する大容量タイプのコーヒーメーカー。10カップタイプ(7651JP)は2018年10月発売、8カップタイプ(7653JP)は2018年12月に発売されました。どちらも大容量でありながら、ステンレスシルバーのスタイリッシュのデザインが魅力的。お好みの濃さに調整するアロマ機能や、タイマー機能など、タッチパネルでスマートに操作できます。さらに豆本来の風味や甘みを邪魔しないよう、フィルターには純金コーティングメッシュのゴールドフィルターを標準装備。特にオススメしたい8カップタイプは、保温性の高い二重構造のステンレスカラフェ付きなので、いつでもどこでも温かなコーヒーを愉しめます。
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点でのAmazon.co.jpの価格です。HARIO V60 珈琲王2 EVCM2-5TB
コンパクトに進化した珈琲王は、ハンドドリップの味わいを、簡単ボタン操作で実現!
ハンドドリップ愛好者に支持されるHARIO(ハリオ)ですが、コーヒーメーカーも人気が高いことをご存じでしょうか。なかでも限りなくハンドドリップに近い味わいを追求したのが、珈琲王シリーズ。2018年9月20日発売された新モデルは、旧来のモデルの機能はそのままに、コンパクト化しました。コーヒーを淹れるには、電源→杯数(2〜5杯)→スタートの3つのボタンを押すだけ。コーヒー全体にお湯がかけられる21抽出口で、ハンドドリップで淹れたような蒸らしを実現。93度の高温でドリップしたコーヒーは、抽出後30分間の保温機能付きで、温かいコーヒーをより長く愉しめます。
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点でのAmazon.co.jpの価格です。ツインバード CM-D457B
カフェ・バッハ監修 手軽にプロの技を再現して、自分だけのオリジナルコーヒーを追求しよう
バッハ・コーヒー代表兼日本スペシャルティコーヒー協会会長の田口護氏による監修で生まれた全自動コーヒーメーカーは、自分だけの究極の一杯に出逢うことをコンセプトにしています。コーヒー豆を挽くミルには、摩擦熱を抑えて、風味を損なわない低速臼式フラットミルを採用し、挽き具合は、粗・中・細の3段階で調整可能です。さらにコーヒーを抽出するお湯は、6ヶ所から内側に向けて斜めにお湯を注ぐシャワードリップで、まるでプロがハンドドリップで淹れているよう。深煎りの豆は低温、浅煎りの豆は高温といった具合に、抽出するお湯の温度も、83度と90度の2段階で調整できます。さらにカップ数に合わせた3段階の蒸らし湯量調整機能を組み合わせれば、自分だけのオリジナルコーヒーを追求できます。自宅でオリジナルのスペシャリティコーヒーを淹れたいこだわり派の貴方に、おすすめしたい一台です。2018年10月5日発売
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点でのAmazon.co.jpの価格です。シロカ SC-A221
シロカ=炊飯器だけにあらず!ミル付のコンパクトコーヒーメーカーも要チェック
siroca(シロカ)のコーヒーメーカーといえば、すっきりとシンプルなデザインとコンパクトサイズが特徴。実際に、店頭で実物を見た時には「ミル付でこの大きさ?!キッチンに置いても、ちっとも邪魔にならない」と驚きました。最新モデルは、プロペラ式ミルに新ブレードを採用し、従来品よりも、コーヒー豆の粒度を均一に挽けるようになりました。フィルターは、洗って繰り返し使えるステンレスメッシュフィルターを採用。ペーパーフィルターでは通せない、コーヒー豆から出る油分まで、しっかり蒸らして抽出するから、こっくりと深い味わいのコーヒー(1〜4杯)が淹れられます。ミル付きのバスケットやステンレスメッシュフィルターなど、本体以外は、丸洗いOKなので、こまめに洗って、コーヒー渋がつくのを防げるのもポイントが高いですね。2018年10月発売
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点でのAmazon.co.jpの価格です。ラドンナ Toffy K-CM4
豆挽きからドリップ、自動洗浄機能付きでお手入れまでおまかせのラク家事コーヒーメーカー
LADONNA(ラドンナ)のデザインキッチンツールToffyシリーズに、豆挽きからドリップ、そしてミル内部自動洗浄機能でお手入れも楽々なコーヒーメーカーが加わりました。ミルは、セラミック臼式のグラインダーで、金属臭が付かず、豆本来の香りを活かせるのが特徴。またコーヒー豆の挽きは、粗挽きから細挽きまで、4段階から調整が可能で、コーヒー豆の粒の大きさによって、コーヒーの味わいは変わるので、自分好みの挽き方を見つけ出すのも面白そうです。さらにズボラ主婦としては、クリーニングボタンを押すだけで、内部煮沸洗浄を行ってくれるのは、見逃せません。2018年10月18日発売
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点での価格.comの最安価格です。レコルト グラインド&ドリップコーヒーメーカー フィーカ RGD-1
ミル付の全自動コーヒーメーカーだから、いつでも挽きたての一杯を愉しめる
スタイリッシュなホットプレートで人気の調理ブランドrécolte(レコルト)のFIKA(フィーカ)は、ミル機能付のコーヒーメーカー。豆からでも粉からでも、セットしてボタンを押すだけで、1〜4杯の淹れたてコーヒーを愉しめます。フラットカッター式のミルは、摩擦熱が少なく、切り刻むようにコーヒー豆を均一に挽くので、雑味を抑えられるのが特徴。コーヒー豆にお湯を含ませた後、一旦停止して、しっかり蒸らし、お湯の注入を再開することで、深い味わいを引き出します。主婦ライター目線で嬉しい機能は、洗って繰り返し使えるパーマネントフィルター。ペーパーフィルター不要で経済的です。カラーバリエーションは、ホワイト、レッド、ブラックの3色展開で、キッチンを明るく彩ります。2018年10月発売
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点でのAmazon.co.jpの価格です。エスプレッソマシン
ネスレ クレアティスタ・プラス J520-ME
全自動のミルクスチーマー搭載でメニューが豊富!おうちでラテアートに挑戦しよう
2018年11月21日より発売スタートした、NESPRESSO(ネスプレッソ)Creatista Plus (クレアティスタ・プラス)は、全自動ミルクスチーマーを搭載した、カプセル式のマシンです。コーヒーメニューは、エスプレッソを含む3種類、ミルクメニューはカフェラテやカプチーノ、ラテ・マッキャートなど5種類と、メニューバリエーションが豊富。付属のミルクジャグに牛乳を注いでセットすると、メニューに適した泡立ちと温度のフォームミルクを自動で作ることが出来ます。「もっと泡をきめ細かく、温かく」など、フォームミルクは自分好みにカスタマイズ可能。コーヒーに注げば、ラテアートにも挑戦できるので、SNS映えする一杯をおうちで作ってみませんか?現在、販売は、全国のネスプレッソブティックとネスプレッソミニ、フリーダイヤル、公式ウェブサイトのみ。曲線のフォルムが美しいスタイリッシュなデザインを、ぜひ店頭でご確認くださいね。
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点でのネスプレッソ公式ウェブサイトの価格です。デロンギ アクティブ ECP3220J
カプチーノやラテなど、本格カフェメニューを手軽に愉しめる2万円台のエントリーモデル
De’Longhi(デロンギ)のアクティブシリーズは、2013年の発売以来、シリーズ累計出荷19万台を突破するブレックファーストコレクション。2018年8月22日に、新たに追加された、エスプレッソマシンは、2万円台とエスプレッソマシンとしてはリーズナブルでありながら、業務用マシンと同様のポンプ式抽出9気圧で、本格的なエスプレッソを淹れることができます。さらにミルク泡立て用のフロッサーも装備しているので、なめらかな泡のカプチーノやカフェラテなど、本格的なカフェメニューもお任せあれ。カラーは、レッド・ホワイト・ブラックの3色で、キッチンを元気に彩ってくれます。エスプレッソマシンをはじめて購入する貴方にぴったりのエントリーモデルです。
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点でのAmazon.co.jpの価格です。illy FrancisFrancis!X9
美味しいエスプレッソが飲みたいだけ!エスプレッソ機能に特化したカプセル式のマシン
イタリア発のコーヒーブランドilly(イリー)の最新エスプレッソマシンは、専用カプセルの iPERESPRESSOをセットして、タッチボタンを押すだけで、15気圧のポンプ式で本格エスプレッソを抽出します。カプセル式なので、味のブレがなく、いつでもなめらかなクレマと、酸味とコクのバランスが取れたリッチな味わいを再現できるのが嬉しいところ。カプセルは、1缶(21個入り)で2023円とコストはかかるものの、イタリアのカフェやバールで飲むような、本格エスプレッソを、自宅やオフィスで味わえるのならお安いものでしょう。カップに注ぐ量は、ボタンひとつで多め(ルンゴ)、少なめ(ショート)を選べます。2018年5月発売
※本文内の価格情報は2019年1月28日時点でのAmazon.co.jpの価格です。まとめ
皆さんが気になる一台はありましたか?
コーヒーを抽出する時に漂う、香ばしく、深いコーヒーの香りは、癒やしのアロマ。新たなコーヒーメーカーやエスプレッソマシンを手に入れれば、おうちでのコーヒーブレイクが、豊かなものになること間違いありません。
実は筆者も、年始早々にちょっと面白いエスプレッソマシンを購入しました。その使い心地は、また別の機会にご紹介しましょう。
主婦目線でコスパのいい家電探しが大好きなアラサー。家電屋の近くを通りかかると店内に吸い込まれがち。好奇心旺盛で、新作はとりあえず触ってみたい人。