乾燥機能について
今どきの洗濯機のほとんどは全自動ではあると思いますが、乾燥機能はまだ全ての機種に標準搭載されている機能ではありません。
現在の洗濯機は、主に以下の3つの機能に分かれると思います。
- 洗濯乾燥機 洗濯~乾燥までを全自動で行う
- 簡易乾燥機付洗濯機 洗濯~簡易乾燥までを全自動で行う
- 乾燥機能なし洗濯機 洗濯~脱水までを全自動で行う
同じ乾燥機能でも、縦型よりもドラム型のほうが空気に触れやすいので、綺麗に仕上がります。
洗濯物を干す手間が嫌な人は、乾燥機能があるものの方がいいですね。
そしてこの乾燥機能にも2パターンの乾燥方式があります。
ヒートポンプ方式
50〜60℃程度の乾いた温風で乾かす。
使用電力も少なく、衣類の痛みや縮みが抑えられるのが特徴です。
ヒーター乾燥方式
75〜90℃程度の熱風で乾燥させます。
ヒーターで熱風を発生させるので、電力のコストが結構かかります。
衣類の痛みや縮みがおきやすい。洗濯機の周りも暑くなるのが難点。
乾燥に関してはヒートポンプ方式の方が利点が多いです。
ちなみに簡易乾燥は送風を行うだけの機能なので、洗濯終了後も干す必要があります。それでも脱水のみで終わるよりは乾ききるまでが早く、部屋干ししかできない人には最適ですね。
洗濯機の容量
洗濯機の容量は大きいものほど電気代と水道代がかかりますが、あまり小さいものだと必要以上に回数を分けなければいけません。
洗濯機の最も効率の良い量は、容量の8割程度です。そこで一般的な家庭の、一人当たりの一日の洗濯物量を1.5キロ程度と仮定して試算してみます。
『4人家族の場合』
4×1.5×1.2(2割の余裕をもたせる)=7.2
タオルやシーツも洗濯することを考えると+1キロくらいは見積もって8キロ程度の洗濯機が丁度いいでしょうか。
あくまでも参考値なので、こんな具合に計算してみたら分かりやすいかもという程度にとどめておいてください。
洗濯機選びで注意しておきたいこと
家電は大きいものほど良いなんてことも言いますが、洗濯機を購入する際には特にサイズに注意しておきたいです。
実は僕は洗濯機ではないのですが、ソファを購入した時にサイズが大きくて家に入らないことがありました(扉を外して搬入しましたが)
洗濯機は冷蔵庫に並んで、非常に大きな家電製品になります。マンションやアパートなら、搬入経路、階段、エレベーター、玄関の幅をしっかりチェックしておきましょう。
さらに搬入できたはいいものの、設置できなくては意味がありません。脱衣所の防水パンのサイズも確認しておきましょう。
また同じ洗濯容量でも、縦型よりもドラム式の方がサイズが大きい傾向にあります。さらにドラム式の場合には、ドアが右開きなのか左開きなのかも確認しておきましょう。
まとめ
洗濯機は生活に欠かせない家電の中でも、高価で大きく滅多に買い替えるものではありません。できるだけ失敗やリスクを回避して、自分のライフスタイルにマッチしたものを選びたいですよね。
ここで説明した基本的な機能以外にも、省エネや低騒音、除菌消臭などメーカーごとの独自の機能も視野に入れてみましょう。
僕が将来家庭をもったら、二槽式にして子どもと一緒に洗濯を楽しめたらなとか思ったりします(笑)。
コーヒーとカメラが好きなブロガー。作家を目指して日々、好きなことと新しいことを楽しんでいます。将来の夢はアルパカを飼うことです。