【iPhoneの修理サービス「あいさぽ」取材】

iPhone 7の修理その一部始終を完全公開!!

2018.05.13
トリセツ編集部/エマーク
VAPE

前々から「何か変だな〜」「おかしいな〜」「怖いな〜」と思っていた私の「iPhone 7」。

何が変かというとカメラだ。撮影した写真を見ると、光源から光の筋がえらく伸びている。これはもう光芒というレベルではない。

iPhone 修理

また、近距離撮影時のピントも合いにくくなってしまっている。おそらく何かしらの原因でカメラのレンズに傷がつき、同時にカメラ本体もダメージを受けてしまったと思われる。

あまりiPhoneのカメラを使用しないということもあり、しばらく放置していたが、やはりいざという時にまともな写真が撮れないのは困る。「AppleCare」に加入しているので修理に出そうと考え問い合わせたところ、修理代11,800円(税別)とのこと。う〜む意外と高い。なんとか経費で捻出できないものか(笑)。

というわけで取材を依頼したところ快諾してくれたのが、全国56店舗でiPhoneの修理サービスをおこなっている「あいさぽ」さんだ。今回は茅ヶ崎店を訪問、iPhone修理の一部始終を取材させていただいたので是非ご覧いただきたい。

iPhone 修理

iPhoneのカメラ修理、その一部始終

1、受付

まずは、簡単な受付。iPhoneの状態を説明し、確認してもらった。やはりガラスに傷が付いており、カメラ自体にもダメージがあるようだ。というわけで予想通りの修理をしてもらうことに。

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ちなみに価格だが、カメラ交換が8,980円(税別)、ガラス交換(カメラと同時交換の場合)が1,000円(税別)で計9,980円(税別)。「AppleCare」を利用した修理よりも安い。

1時間程で修理が完了するとのこと。通常はここで引換券を受け取り、一旦iPhoneを預けることになるが、今回はこのまま取材をさせていただくことに。

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2、フロントパネル(画面)を開く

「iPhone 7」は耐水性能があるため、フロントパネルの内側に特殊なテープが貼ってある。このままだと開けないので電源を落とした後、ドライヤーで温めてテープを剥がしやすくする。

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次に特殊なネジを緩め、フロントパネルを開いていく。パネルに傷や割れがあるとその割れが広がってしまうので細心の注意が必要になる。筆者のiPhoneもパネル右側に小さな割れがあった。おそらく落とした際に割れ、同時にカメラも故障したのだろう。

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「iPhone 7」は本のように開く。

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3、フロントパネル(画面)を取り外す

パネルを開いたら、続いてコネクタを保護しているプレートを取り外していく。

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場所によってネジ穴の形状が違い、工具を使い分けなければいけない。iPhoneは機種ごとに特殊なネジがふんだんに使われており、たくさんの修理工具が必要になる。

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ケーブルを破損しないよう注意しながら上部と下部についているコネクタを外していく。この上のケーブルはインカメラや、通話時に画面が消灯してくれる近接センサー、Siriなどで反応するマイクのケーブルになっているそうだ。

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コネクタを外す際、本体の基盤を傷つけてしまうと液晶の表示不良や、画面が映らなくなる原因になる。もちろんケーブルを変に折り曲げてしまったり、無理な力を加えても不具合につながる。


本体下部にあるケーブルは2つ外す。液晶、タッチセンサーのケーブルに、ホームボタンに繋がるケーブルとのこと。

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取り外した「iPhone 7」のパネルと、「iPhone 6s」のパネルを比較してみた。

左側が「iPhone 7」。ホームボタンやインカメラも全て取り外した状態だ。上述したように「iPhone 7」は本のように横に開くため、コネクタが横に伸びている。右側の「iPhone 6s」は縦に開くタイプなのでコネクタが上部についている。「iPhone 4」や「iPhone 4S」の場合、パネルを外すのに全て分解する必要があった。

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4、リアカメラの取り外し

続いてリアカメラを取り外す。

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銀色の保護プレートの奥に問題箇所のリアカメラがある。こんなに小さなカメラなのに、高画質で写真や動画が簡単に撮れてしまうことに改めて驚く。

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至近距離での撮影時にピントが合わなかったのは、このリアカメラが故障しているからだった。今回はこのリアカメラとそのカメラを表側から保護している、ヒビの入ったガラスを交換する。まずはガラスをiPhoneから取り外した。

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接着部をきれいにしてから新しいガラスに交換する。

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新しいガラスを取り付け終えたら、続いてリアカメラも交換する。

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5、最終工程・仕上げ

最後は取り外したパネルを戻すのだが、ここで耐水テープを貼り直す。

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あとはこれまでと逆の作業をし、元に戻していく。ネジのひとつひとつが本当に小さく、長さや太さが場所によって違うため、どこのネジなのか分からなくなりそうだ。

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パネルをはめる前に動作の確認。

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問題がなければ、パネルをきっちり閉じて修理完了だ。


修理に使った工具の一部を撮影させてもらった。非常に面白いのが、修理者が自ら工具をカスタマイズしているらしい。使いやすくするためや、傷をつけないように、既存のドライバーなどを削ったり曲げたりしてお手製の工具を揃えていた。

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6、受け渡しと動作チェック

受け渡し時は客と動作の確認をおこない、修理に問題ないか、他の動作に問題が出ていないかを確認する。

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修理完了後に撮影した画像がこちら。エフェクトがかかっていたような光の筋はなくなっており、近距離での撮影もちゃんとピントが合うようになった。

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修理を終えた感想

iPhoneの画面が割れてしまった、バッテリーの減りが早いといった悩みのほか、今回のようにカメラが壊れてしまった・・・。そんな時に即日修理してくれるお店があるのはありがたい。何より、修理後もデーターはそのままというのは非常に助かる。

修理はApple公式のものではなく民間修理扱いになるため、今後のメーカー保証およびサポートの対象外となるが、修理したパーツについては修理店が6ヶ月保証をしてくれるので安心できる。

iPhone修理あいさぽは7周年を迎える、修理実績も500,000台突破した実績もある街の修理屋さんである。愛用のiPhoneに万が一のことがあった時には、一度相談に乗ってもらうのもいいのではないだろうか。





EMARK
【トリセツ編集部 編集長 EMARK(エマーク)】

トリセツ編集部 編集長。トリセツの広報としてプロモーション業務とメディア運営を手がける。また各方面でプロモーション、デザイン等の業務に携わっている。