私の断捨離はメルカリと組み合わせることでモチベーションが保たれ、少しずつ確実に前に進んできました。これまでにどのくらいメルカリで売れたのかを確認したところ、200件以上の販売実績がありました。全て不用品を販売したもので、これだけ減らすと家の中もかなりスッキリ。メルカリは私の断捨離に大きく貢献しています。
なぜメルカリと組み合わせると断捨離が進むのか?その理由を3つ考えました。今回はその3つを順番にご紹介させていただきます。また、メルカリの「面倒くささ」を乗り越えるコツも後半でお伝えします。
理由1:モノはいつか手放すのが当たり前になる
メルカリに出すことが習慣になってくると、買ったモノを「ずっと持っている」のが当たり前ではなくなります。つまり、この考え方が断捨離を助けてくれます。メルカリやヤフオクなどの個人が気軽にモノを売る仕組みがなかった頃は、買ったものを誰か知らない人に売るのは大変な作業でした。公園でのフリーマーケットやガレージセールくらいでしか売る手段がない時代です。そのため、買ったモノはずっと自分で持っていることが当時は当たり前でした。当然どんどんモノが溜まっていきます。しかし、メルカリで売る経験が増えてくると、「モノはいずれ売る」が普通のことになってきます。ずっと所有し続けるのが当然ではなくなり、「使わなくなったら売る」が自然なことになりました。このように断捨離と相性のいい「メルカリ脳」が育ち、不用品がそのまま放置されることはなくなっていきます。
売れるものはないか?と探し始めて片付けが進む
メルカリが楽しくなってくると、手持ちのモノを「売れるかどうか?」で見るようにもなります。他に売れるモノはないか?と探し始めて、「売れそう、売ってもいいか」と思えれば片付けが進みます
「メルカリで売ろうかな?」と考える時点で「人生を支えるほど大事なモノではない」ということですよね。最重要品以外は手放していったほうが身軽で自由になれます。
私自身もメルカリ作業が日課になっているので、出品も発送もない日はなんだか物足りません。忘れ物をしたような気持ちです。そんな日は所有物を見直し「売れそうな使っていないモノ」を探します。メルカリが習慣になる前は、たとえ使わないモノも「とりあえずとっておこう」精神で、決断を先送りしていました。
でも今は違います。「使わずにとっておく方がもったいなくて機会損失だ」と考えています。早く必要とする人に使ってもらいたいから出品作業にとりかからなくちゃ、と考えるようになりました。マインドセットがガラリと変わったのです。モノを「商品として見る」評価軸を持ったことで、自分を縛るだけだった「過去に買ったモノ」から自由になれました。
カメラ女子系ライター。愛用のカメラはCANON EOS 5D Mark IV。ミニマリストをお手本に道具や電子機器は徹底的に気に入ったものしか買わないと決めている。写真を撮りに行きたい国はアイスランド、インド、キューバ、台湾。