中古品の売り方3種・長所短所を比較
中古品を売りたいとき、簡単に使える方法は以下の3つです。
● フリマアプリ(メルカリ含む)
● 専門店
● 汎用リサイクルショップ
順番に長所・短所を見ていきますね。
1:メルカリなどフリマアプリの長所と短所
1つめはメルカリをはじめとしたフリマアプリです。
個人間売買を仲介します。メルカリの他にもYahoo!オークションやラクマといったサービスがあります。これらフリマアプリの長所は「ロングテール」であることです。言い換えると、取り扱う商品分野が幅広く、ニッチな分野のモノでも売れる可能性があります。フリマアプリの中で最も利用者が多いのがメルカリです。(2023年、PR TIMES「急成長を続けるフリマアプリ市場」)
利用人数が多ければ、商品を欲しがる人に出会う機会も多いはず。それが私がメルカリを贔屓にする理由です。メルカリの短所は売るために情報収集が必要なことです。また、自分が手を動かさないと進まないので、そのような作業が嫌いな人には向いていません。
2:分野特化の専門店の長所と短所
売りたいモノが、カメラ、ゴルフ用品、釣具など二次流通市場が充実している分野ならば、専門店で売るのも良い方法です。
カメラなら「マップカメラ」や「カメラのキタムラ」、釣具なら「タックルベリー」、ゴルフなら「ゴルフパートナー」など、中古品を買い取り再販売する専門業者がいろいろあります。専門店なのでその分野の商品や時価相場に詳しく、適正価格での取引が期待できます。買い取りが成立すればすぐお金が手に入り自分で買い手を見つける必要がないので、手間をかけずに売ってお金にしたい人にピッタリです。短所は買い取り対象がカメラ、ゴルフ用品、釣具など、専門店が指定する分野に限られること。断捨離で手放したいモノが、お店が扱う分野に該当するとは限らないですよね。利用できる人が限られます。
3:汎用リサイクルショップの長所と短所
リサイクルショップは不用品を手っ取り早く売りたいときに、真っ先に思い浮かべる場所ではないでしょうか。
私の家の近くにも大型店があります。自分で店舗に持ち込みその場で買い取りしてもらえるなら、いちばん手軽で楽な不用品売買方法ですよね。問題は本当に何でも買い取ってもらえるわけではないこと。たとえば家電製品なら、買取可能な年式や型式が決まっています。製造から一定以上の年数が経った製品は引き取ってもらえません。
身近で手軽ではありますが、断捨離で無条件に頼れるサービスではないのです。
次回のPart2では、具体的なメルカリの活用方法とそのメリットについてさらに深掘りしていきます。
カメラ女子系ライター。愛用のカメラはCANON EOS 5D Mark IV。ミニマリストをお手本に道具や電子機器は徹底的に気に入ったものしか買わないと決めている。写真を撮りに行きたい国はアイスランド、インド、キューバ、台湾。