毎年iPhoneを買い換えてる荻窪圭です。
毎年買い換えていると、「今回はあまり新しくなった気がしないな」と思う年と、「今回はかなり変わったな」と思う年が発生します。特にiPhoneは基本デザインがiPhone 11 Proが登場した2019年からほぼ変わってませんから見た目の印象で「今年は変わったぞ」というインパクトを与えることはなかなかできません。機能や使い勝手といった中身で勝負しなければならないのです。
では今回のiPhone 15シリーズはどうだったのか。
今年のiPhone 15はいい意味で「なんか、変わったぞ」と思わせてくれました。
意外に大きさを感じなかったiPhone 15 Pro Max
新しいiPhoneが届くと、まず箱から出して手に取るわけです。今回は予約初日にすぐ購入手続きしたのですが、届いたのは10月7日でした。iPhone 15 Pro Maxは人気が高かったのか、周りにも初日に手に入らなかった業界人が続出でした。
わたしがそれまで使っていたのはiPhone 14 Proで「Max」モデルではありませんでした。だからiPhone 15 Pro Maxを手にした時は「デカい! 重い!」と感じるはずなのです。
でも今回は意外に感じない。
第一のインパクトはそれでした。
発表会で言っていたように、周辺のフレームの材質がチタンになったことでフレームが薄くて軽くなり、ディスプレイサイズはそのままで軽量化を実現したからですね。
iPhone 14 Proと15 Proシリーズの4機種のサイズを表にしてみました。
実は厚みがちょっと増している分、体積としては増えてるわけですが手にした時に一番違いが出るのは幅と重さ。
14 Proと14 Pro Maxの重量の差は34gもあったのに対し、14 Proから15 Pro Max(わたしの買い換えたパターン)だと15gしか増えてません。
ボディが大きくなった割に重くは感じなかったという感じです。
かつてiPhone 11 Proから12 Pro Maxに買い換えたときは「デカくて重くなった」と感じ、次はMaxはやめようと思った記憶がありますが、今回はそうではなかったということです。
ディスプレイサイズは従来のPro Maxと同じ6.7インチで2796×1290ピクセルながら少し小さくなったのは朗報です。
ちなみにチタンが採用されているのは本体を囲む側面部分のバンド。裏面はガラス素材で内部フレームはアルミニウムです。
続いて新しいiPhoneに古いiPhoneからSIMカードを入れ替え(物理SIMを使っている場合)、新しいiPhoneにデータを転送します。わたしは2台のiPhoneを並べてクイック転送を行うという一番ポピュラーな方法を取りました。
老舗のデジタル系フリーライター兼カメラマン。パソコン雑誌のライターだったが、今はカメラやスマホが中心、ときどき猫写真家になる。「iPhoneカメラ講座」「這いつくばって猫に近づけ」など連載中。近著は「東京古道探訪」。歴史散歩ガイドもやってます。