Amazon EchoやGoogle Homeの利用者がだんだんと増えて、スマートホーム化に関心を持つ人も増えてきましたね。我が家でも毎日Alexaが活躍してくれています。
しかし、スマートホーム化を意識してWi-Fi対応した家電を導入しようにも、かなりの費用がかかります。そこで便利なのが、赤外線リモコンの操作を学習して、スマホアプリやスマートスピーカー経由で赤外線信号を発信できる、スマートリモコンです。テレビ、エアコン、扇風機、オーディオ機器など、赤外線リモコンで操作する家電は多いので非常に便利なアイテムです。
最近のスマートリモコンの多くはスマートスピーカーと連携対応しているものが多く、音声操作で家電をコントロールするのが主流。今回は代表的なスマートスピーカーであるAmazon EchoとGoogle Homeに対応しているスマートリモコンに絞って、おすすめの機種をピックアップしていきます。
スマートリモコンといったらこれ!と言えるくらいの定番製品
クラウドファンディングから一般販売された製品で、今や、スマートリモコンといったらこれでしょう、というくらいの定番製品です。マクロ機能による家電の同時操作が可能、IFTTTとの連携にも対応しており、拡張性がかなり広いリモコンです。センサーは温度、湿度、照度、人感まで内蔵しており、他社製品よりもかなり充実しています。スマホの位置情報をもとにした家電制御も可能。例えば家からどれくらい離れたら家電の電源をOFFにして、家にどれくらい近づいたらONにするかといった設定ができます。デザインや操作性も洗練されており、アプリの操作性やわかりやすさといったUIも評価されています。価格が12,000円と少し高いのですが、廉価版のNature Remo miniも発売されているので併せてチェックしてみるのもよいでしょう。Nature Remo miniはセンサーが温度センサーのみですが、それ以外の機能は同じで重量やサイズがコンパクトになっています。
※本文内の価格情報は2019年11月08日時点でのAmazon.co.jpの価格です。30mの広範囲をカバー!スマートリモコン最初の1台におすすめ
最初におすすめするポイントは、フックにかけてそのへんに壁掛けしても全く邪魔にならないほどのコンパクトさ。重量もわずか16gです。そんな小さなサイズに似合わず赤外線到達範囲が水平360度、垂直180度、見通し30mという広さ。また、日本メーカー開発ということもあり、日本で普及してる家電のプリセットが豊富で、設定の負担が少ないのが助かります。もちろんリモコンから手動で登録もできますが、初期設定がスムーズにできると初心者にも安心ですよね。AlexaやGoogleアシスタントだけでなくIFTTT、siriのショートカットにも対応しています。iPhoneに呼び掛けても使えるのが便利ですね。センサーは温度、湿度、照度に対応しており、これらはアプリからも数字を確認できます。部屋の環境をいつでも快適に維持するだけでなく、ペットや介護の見守りなどへの活用もできます。
※本文内の価格情報は2019年11月08日時点でのAmazon.co.jpの価格です。スマートリモコンにあってほしい最低限はすべて揃ってるコスパ製品
Amazon Echo、Google Homeはもちろんのこと、LINE Clovaにも対応しています。さらにsiriのショートカットにも対応。家電の同時操作のマクロやIFTTTとの連携も可能で、センサーは温度、湿度、照度を内蔵しています。 スマートリモコンの定番機能は抜かりなくしっかり揃っていますね。センサーに応じた環境の自動制御が得意で、特定の時間帯、温度、湿度、照度の条件を組み合わせて操作を実行できます。また、センサーに記録された温度、湿度、照度のデーターはグラフにして1年分まで閲覧可能で、部屋の環境推移や健康管理のチェックに役立ちます。アプリ画面はエアコン、照明、テレビなどそれぞれの家電に応じて管理画面が専用のものになっていて、操作性も非常によいのが高評価です。
※本文内の価格情報は2019年11月08日時点でのAmazon.co.jpの価格です。コロッとしたシャープなデザインが美しくコスパもよい
デザインを重視するなら断然おすすめできる製品です。ドイツや台湾のデザインアワードを受賞したほどで、その高級感あふれるデザインはリモコンだということを忘れさせてくれます。スマートリモコンは特性上、あらゆる家電へ赤外線を飛ばせる部屋の中心的な場所におくのがベターです。だからこそデザインにはこだわりたいもの。サイズ感も小さく、赤外線は360度飛ばせるので置く場所も選びません。別売りで連携できるスマートカメラは、自宅のセキュリティを向上させるためにもぜひ併せて利用したいもの。センサー類は内蔵しておらず、IFTTTにも対応していないので、細かい自動制御や仕組み作りをするための拡張性には欠けるかもしれません。デザイン性とコスパを重視する人におすすめの機種です。
※本文内の価格情報は2019年11月08日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
コーヒーとカメラが好きなブロガー。作家を目指して日々、好きなことと新しいことを楽しんでいます。将来の夢はアルパカを飼うことです。