新米の美味しい季節がやってきました。
つやつやのいくらを新米にのせて、贅沢に頬張るもよし。鯖の味噌煮を炊きたての新米にバウンドさせて、こってり味噌だれの染みたごはんをかきこむもよし。想像するだけで口の中は大洪水、お腹が空いてきたことでしょう。
実は、筆者はここ10年炊飯器を使っていません。土鍋で毎日ごはんを炊き続けています。そのため、離乳食から土鍋ごはんを食べ続けている子供たちは、米の味にとてもうるさくなりました。二人とも炊きたて至上主義者で、冷凍ごはんを温め直したものは食べません。
このままでは、近い将来、食欲旺盛な子供達のために、一日何度もごはんを炊く羽目になるでしょう。(恐怖!)そこで10年ぶりに炊飯器を購入するため、徹底リサーチを行いました。そこで分かった、今話題の炊飯器5選をご紹介しましょう。。
バルミューダ The Gohan K03A
二重釜と蒸気の力で粒立ちのよいごはんを炊く!デザイン性の高さも魅力
バルミューダ ザ・ゴハンは蒸気の力で炊きあげる炊飯器。羽釜をイメージした本体は二重釜構造。内釜と外釜の間に水を入れて熱することで、蒸気を発生させます。蒸気の力が最も発揮されるのは玄米です。玄米を炊くには、通常なら約6〜8時間もの浸水時間がかかります。しかしこの製品は、玄米モードを使うことで、洗米してから約90分で炊きあげることができます。蒸気で炊きあげることで、ポソポソしがちな玄米も瑞々しくふっくらとした食感に。さらに、デザイン性の高さも見逃せません。操作ボタンは本体上部にあり、シンプルで目立ちません。カラーは、ホワイトとブラックの2色。キッチンボードに仕舞いこむよりも、キッチンの目立つ場所に置きたくなる炊飯器です。
※本文内の価格情報は2018年10月29日時点でのAmazon.co.jpの価格です。Vermicular ライスポットミニ RP19A
累計台数5万台突破の大ヒット、バーミキュラ ライスポットからミニサイズが登場!
累計受注台数5万台を突破した大ヒット炊飯器、バーミキュラ ライスポット。その機能はそのままに、サイズだけを小さくした製品が発売されました。その名も、バーミキュラ ライスポットミニ。従来の製品が5合炊きであるのに対し、ライスポットミニは3合炊きです。鋳物ホーロー鍋の直径は23cmから19cmに、容量は3.7Lから2.1Lになりました。実際に目にすると、数字の差以上にコンパクトに感じます。バーミキュラ ライスポットは、かまどの炎のような立体加熱を実現する専用ホットヒーターと、鋳物ホーロー鍋を組み合わせて加熱調理します。そのため、炊飯はもちろん、無水調理やロースト、低温調理、パンの発酵、オーブン調理などさまざまな調理が可能!カラーは、重厚感のあるシルバー、ホワイト、グレーの3色。優秀でおしゃれなセカンド調理器具として、さらに人気が過熱しそうです。
※本文内の価格情報は2018年10月29日時点でのAmazon.co.jpの価格です。シロカ 全自動炊飯専用土鍋 かまどさん電気 SR-E111
ガス炊き土鍋ごはんの味を、電気炊飯器で完全再現!憧れの土鍋ごはんがワンタッチでできる
全自動コーヒーメーカーや電機圧力鍋でヒットを飛ばす家電ベンチャー企業であるシロタが、伊賀焼の窯元・長谷園とタッグを組んだ炊飯器。開発期間はなんと4年!試作500個を経て発売された製品です。かまどさん電気は、長谷園の大ヒット土鍋かまどさんをシーズーヒーター(電熱ヒーター)で加熱することで、直火のように土鍋を温めることに成功。保温機能はありませんが、通常の土鍋と比べて肉厚なので、炊きあがってからも冷めにくいという特徴があります。長谷園7代目当主の長谷優磁氏が、「ガス炊きの土鍋ごはんと同じ味が再現できた」と太鼓判を押したその味をぜひお試しください。
※本文内の価格情報は2018年10月29日時点でのAmazon.co.jpの価格です。日立 ふっくら御膳 RZ-AW3000M
人気の理由は、置き場を選ばない蒸気カット機能と40時間スチーム保温機能!
周囲のママ友から圧倒的に支持されていたのが、日立の最上位モデルの炊飯器ふっくら御前でした。人気の理由はその機能にあり!まず蒸気カット機能。通常の炊飯器では、蒸気の当たる面が結露してしまうので、キッチンボードのスライド式棚など置き場所が限定されます。一方、ふっくら御前は蒸気が出ないので置き場所にも困りません。蒸気で火傷することもないので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。炊飯時の蒸気は、炊飯器内に溜められており、ごはんをしっとり保つスチームに再利用されます。その時間はなんと40時間!さらに、ふっくら御前の内釜は、アルミ合金製の釜の底面に発熱効果の高い鉄の粒子が打ち込まれています。そのため、軽量でありながら、1330Wの大火力で炊飯、高伝熱加熱でふっくらと炊きあげます。また釜の内側にはカーボンフッ素加工がされているので、内釜での洗米も可能。美味しさと便利さを兼ね備えた内釜だと言えるでしょう。カラーは、メタリックレッドとパールホワイトの2種類です。
※本文内の価格情報は2018年10月29日時点でのAmazon.co.jpの価格です。サンコー 糖質カット炊飯器 LCARBRCK
アイディア商品の会社が打ち出した、無理なく糖質制限ができる糖質オフ炊飯器!
5000点以上のアイディアグッズを世に送り出してきたサンコーが生み出したのは、なんと糖質をカットできる炊飯器。どのような仕組みかというと、米を似たときに溶け出す糖質を煮汁ごと、本体内蔵のタンクに自動排出することで糖質をカットします。続いて、別のタンクから水を注水して、蒸気で蒸し上げることでお米を炊きます。一般的な炊飯器で炊いた場合と比較して、炊飯時の糖質は33%もカット。同社が実施したアンケートによると、「味の違いを感じない」という答えが80%ほどだったそうです。ごはんの量を減らしたり味の違いを意識したりせず、いつも通りにごはんを食べながら糖質制限ができるのなら、これほど嬉しいことはありません。「糖質カット炊飯器」をきっかけに糖質制限を始めたくなりました。
※本文内の価格情報は2018年10月29日時点でのAmazon.co.jpの価格です。まとめ
蒸ごはんを美味しく炊きあげることはもちろん、蒸気レスや長時間保温など利便性の高い炊飯器から、デザイン性を追求した炊飯器、そして話題の糖質カット炊飯器など、味以外にもさまざまな機能を搭載した、今注目の炊飯器5選をご紹介しました。
この記事の序章で、炊飯器を買う!と宣言しましたが、あまりにも魅力的な製品の数々に、筆者の心はグラグラと揺れ動き、未だにどれを購入するのか決められずにいます。
皆さんも、ご自身のライフスタイルに合った炊飯器を手に入れて、味覚の秋を満喫してくださいね。
主婦目線でコスパのいい家電探しが大好きなアラサー。家電屋の近くを通りかかると店内に吸い込まれがち。好奇心旺盛で、新作はとりあえず触ってみたい人。