キャンプにおいて焚き火はかかせないもの。
ですが、ここ最近では直火ができないキャンプ場が増え、焚き火台はほぼ必須アイテムになりました。
数ある焚き火台の中から、今回はWolf&Grizzlyのファイヤーセーフという焚き火台をご紹介します。
この焚き火台は2017年にカナダで生まれたブランド、Wolf&Grizzlyが手掛けた焚き火台です。
クラウドファンディングでプロジェクトを開始し、焚き火台とグリルが登場しました。
ほとんど嵩張らない折りたたみ設計の焚き火台
なんといってもこのコンパクトさがいいです。 専用収納ケースに収まっていますが、折りたためばその薄さはわずか2cm程度。
収納サイズはW29.2×H10.5×D2cmとなり、ソロキャンプや軽量化が求められるバックパックキャンプにうってつけの焚き火台です。
2つのパーツを展開するだけで簡単に組み立てられ、サイズはW28.6×H27.8×D5cmと購入してきた薪をそのまま置いても乗る大きさになります。素材はステンレスで、重量は910g。
ただコンパクトなだけでなく、火床の深さに高低差があるのが特徴的。
これは薪を組んだ時に下から空気が入り込みやすいように作られているんですね。そのため、キレイに薪を組まないと酸素不足で火が消えてしまうのですが、あえてこのように作ることで効率よく火を熾しやすい設計になっています。
この地べたで焚き火をする感覚、直火感が好きな方も多いのではないでしょうか。
無骨なキャンプに憧れるキャンパーさんにもオススメできますし、焚き火台テーブルの上に置いて椅子に座りながらでも使い勝手がいいと思います。
注意点としては火床が低い位置にあるので、焚き火台と言えども下に耐火素材のシートなどを敷いて地面への考慮を忘れずにしておいた方がいいですね。
グリルとセットでより使いやすく
焚き火台として楽しむもよし、別途グリルM1エディションを組み立てて使えば調理もしやすくなります。
高さも3段階に変えられ、お好みに応じて調節することができます。
このグリルも丸めて収納可能で、重量は1kg。ファイヤーセーフと組み合わせて使う五徳として重宝します。
肉を焼いたり、焼き鳥を焼いたりするのはもちろん、このグリルの耐荷重は13kgもあるので、鍋などを用いた調理も可能です。
そしてよく考えられているのは、焚き火の燃料を置く受け皿の部分を取り外し、焚き火後の後片付けも簡単にできることです。
あとはそのまま折りたたんで収納ケースに入れれば片付けは終了。この手軽さが本当に便利なんです。
この焚き火台の魅力としてもう1つ。
他のキャンパーと焚き火台が被りにくいんです。
元々クラウドファンディングで支援していたもので、持っている人が少ないんですね。
今ではアマゾンやA&F COUNTRYなどで販売されていますが、入荷待ちの場合も多いです。
人とは違ったキャンプギアを持ちたいという、ちょっと天邪鬼なキャンパーさんにもオススメの焚き火台だと思いますよ。
※本文内の価格情報は2020年2月3日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
※本文内の価格情報は2020年2月3日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
5年前にキャンプを始めてその良さにハマり、現在では山梨県北杜市に移住し、山を開拓してセルフビルドで建てた小屋で生活。その生活では山菜採りや渓流釣り、家庭菜園などで自給自足を目指しつつ、変わらずキャンプや登山を楽しんでいる映像クリエイターです