TV・FM・AMラジオが受信できるポータブルテレビ
現代社会で最も重要なインフラの一つ、それは情報です。特に災害発生時には、情報の重要性は平時にも増して高まります。とはいえもし停電が発生した場合は、平時のように簡単に情報が入手できなくなります。スマホのバッテリー消耗はなるべく避けたいので、必要な時以外は電源オフにしておきたいところです。スマホ以外に情報を得る手段があるといいですよね。そんな時におすすめなのがラジオやポータブルテレビの活用です。
サンワサプライのポータブルワンセグテレビは、ワンセグテレビ放送が見れるだけでなく、FM・AMラジオを聴くこともでき放送受信機です。ポータブルですから簡単に持ち運べます。自宅を離れなければならないケースでも一緒に持って行けます。単3乾電池とUSB入力と、複数の電源供給方法に対応しているところもメリット。USBとモバイルバッテリーで充電することもできるんです。常に電池残量を表示してくれるので、予告なく電池切れになる心配もありません。
災害時以外でも、例えば見逃したくないスポーツ中継を外出先でライブで確認するといった用途にも使えますよ。
※本文内の価格情報は2020年1月16日時点でのAmazon.co.jpの価格です。コンセントに刺すだけ簡単。普段も使えて懐中電灯にもなるLEDライト
当たり前ですが電気がないと夜は暗いです。今度は優しい灯りで普段の生活のクオリティを上げ、非常時にも役立つLEDライトをご紹介しましょう。サンワサプライの人感センサー付きLEDライトは、コンセントに刺すだけで使える簡単さが魅力のLEDライト。面倒な配線や設置作業が必要ないんです。専用のホルダーをコンセントに刺し、ライトをセットするだけで使えます。
セットした後、明るい時は特に何も起こりません。また人が動かない時・寝ている時・いない時も作動しません。しかし暗くなって人が動いた時は、その動きを感じて、ライトを点灯させます。例えば廊下や階段などにセットしておけば、夜中に目が覚めてトイレに行きたくなった時にも、自動的に小さな明かりを灯してくれるんです。これはありがたいです。
さらに停電時には、人の動きを感じなくても自動的に点灯する仕組みになっています。またホルダーからはずせば、懐中電灯として使うこともできます。点灯方法は3種類あって、小さなヘッド部分を点灯させる・点滅させるの他、フロント部分を面で広く点灯させることができます。状況に応じ自分で切り換えできるので便利です。
※本文内の価格情報は2020年1月16日時点でのAmazon.co.jpの価格です。モバイルバッテリーにもなるLEDランタン
AukeyのLEDランタンは「小型」と「軽量」が魅力の充電式ランタンです。直径6.7cm 高さ4.5cm重量107gと、本当にコンパクトで軽いです。これなら持ち運びしても負担になりません。災害時だけでなく、釣りやキャンプ、街灯のない夜道を歩く時などにも重宝するでしょう。
暖かみのある暖色系の光が特徴です。また、丸いシェード越しに光が優しく広がるので、目にも優しい。なんだか気持ちもほっこりしそうです。1800mAhの充電式リチウムバッテリー内蔵なので、USB 充電器として使うこともできます。パワーは少し弱めですが、充電手段はいくつあっても良いです。スマホへの充電手段が増えることは有り難いことですよね。価格も手頃ですし1台持っておけば何かと役に立ちそうです。
※本文内の価格情報は2020年1月16日時点でのAmazon.co.jpの価格です。家族みんなで使える4つに分割可能な明るい大容量ランタン
Colemanのクアッド マルチパネルランタンは、4つの発光パネルを光源とするランタンです。4面全て点灯させると明るさは合計800ルーメンとなり、なかなかの大光量となります。ランタンの周囲360度をまんべんなく照らせますので、複数人での使用にも向いています。
ユニークなのが、発光パネルをマグネットで本体から脱着可能なこと。取り外したパネルは、携帯用のライトとしても使えます。暗い場所を歩く時に行灯として使ってもいいですね。懐中電灯と違って、面で発光するため、広範囲を照らせるところが特色です。
クアッド マルチパネルランタンをUSB充電器としても使うこともできます。パワーは強力で、スマホなら複数回充電可能です。別にモバイルバッテリーを用意しなくても、ランタンから給電できるというのは嬉しいことですね。
ちなみにランタンの電源として、8個の単一乾電池を使います。新品の電池に交換後、約20時間使用できます。20時間といいますと、だいたい2泊3日の期間をカバーします。災害用として備える場合は予備の電池も多めに用意しておいた方がいいですね。使わない時は電池を抜いておけば、液漏れを防ぎ、良い状態で長く使えるでしょう。
キャンプのために購入したけれど、予想外の台風や地震による停電の時に助かった、持っていてよかったという声が多く寄せられています。見た目だけでなく、大変頼りになるしっかりした製品です。
※本文内の価格情報は2020年1月16日時点でのAmazon.co.jpの価格です。まとめ
災害時に役立つ防災家電をまとめてご紹介しました。今回集めた製品は災害時だけでなく、普段にも使えることにこだわって集めています。普段から使い慣れているからこそ、いざという時にも戸惑わずに活用できると思ったからです。
思えば、阪神淡路大震災は1995年のできごとです。あれからもう25年の月日が流れました。あの地震が発生した時、私は本当に大きな衝撃を受け、それまでの生活様式をいろいろ見直しました。ふだん何気なく送っている生活は、様々なものが滞りなく流れているからこそ実現しています。備えあれば憂いなし。非常時に向けた対策として少しでも参考になれば嬉しいです。
カメラ女子系ライター。愛用のカメラはCANON EOS 5D Mark IV。ミニマリストをお手本に道具や電子機器は徹底的に気に入ったものしか買わないと決めている。写真を撮りに行きたい国はアイスランド、インド、キューバ、台湾。