年末に大掃除。毎日少しずつ掃除を続けていれば年末の大掃除は必要ないという意見があり、なるほどと思います。しかし多くの人にとって、これを実践するのは難しいこと。もちろん私も例外ではありません。だからこそ、年末に大掃除が必要になってくるわけです。
さて、期限があると通常よりもパワーを発揮するのが人間の能力。大きなパワーを引き出すのに、期限の定めは有効です。それともう一つ効果があるのが「新しい道具」。特にガジェット好きな人にとっては、道具の効果は絶大です。ということは、使いやすい掃除ガジェットをゲットすれば、大掃除はワクワクしたアクティビティに変わるはず。さあお掃除を楽しく進めて、気持ちのいいきれいな環境を手に入れてしまいましょう。
それでは、魅力あふれる最新の掃除ガジェットを紹介していきます。
立ったまま床を水ぶき掃除できるスティック型クリーナー
ケルヒャーのフロアクリーナー FC 3Dは、「水ぶき掃除革命」とでも呼ぶべきツールです。形状はスティック状の掃除機ですが、立ったままで床面のぞうきんがけができます。言わば電動の水ぶきモップです。
通常の雑巾がけの場合は、ふきすすめるとぞうきんの表面が汚れてきます。汚れたら折りなおして別の面を出してふき、最終的に全体が汚れます。汚れきったぞうきんはバケツの水でゆすいで絞って、再びふき始める。このプロセスを繰り返します。でも、この作業はなかなかストレスがたまる作業なんですよね。水が冷たいし、汚れた水も何となく嫌だし。
FC 3Dなら、こうした従来型のふき掃除で必要だった「汚れた水の交換」が不要になります。床面に接するローラー部分(ぞうきん、モップの役割の部分)へ、給水タンクから規則的に水を供給します。このおかげでローラーはいつもきれいな状態を保ちます。中断されず、一息に水掃除を続けることができるのです。
なんとなく歯医者さんで水を出しながら歯のお掃除をしてもらう時のようなイメージです。つらい歯のお掃除ですが、作業終了後は表面の汚れがスッキリ落ちてツルツルになりますよね。FC 3Dは歯を水掃除するように、床を水を使って磨き上げられるんです。
立ったままでのぶき掃除は、体力的には革命です。すごく楽になります。少ない労力で、水ぶきで掃除を仕上げたい!という方に、FC 3Dはうってつけのクリーナーです。
※本文内の価格情報は2019年12月23日時点でのAmazon.co.jpの価格です。吸引力は変わらず、スリムで軽量になったコードレスクリーナー
ダイソンのコードレスクリーナー V8 Slimは、日本の住宅のために開発されたスティッククリーナーです。従来品より40%も小さく軽くなって、非常に扱いやすくなりました。
吸引力が売りのダイソン、軽量になってもそのパワーが落ちることはありません。フローリングの溝に入りこんだホコリまでも力強く吸い込みます。重箱のスミにまで到達する吸引力です。
床面と接する駆動部は以下の二重構造になっています。
・ナイロンフェルトで覆われたモーター駆動のブラシバー
・静電気の発生を抑えたカーボンファイバーブラシ
大きなゴミをキャッチしつつも、細かいホコリも逃しません。
新たに登場した「LED隙間ノズル」は、LEDライトで暗くて狭い空間を照らします。実際掃除をしていると、奥やスミの方が暗くてよく見えないことがあります。そんな時は「多分きれいになっているであろう」と希望的観測でスルーしてきました。しかしLED隙間ノズルがあれば、スミまでばっちりよく見えます。見えづらい場所までしっかりよく見て、ホコリを取り除けるようになりました。
さらに付属パーツの交換で、ハンディクリーナーに変身させることができます。布団やソファー、車の室内など、ホコリがたまりがちなアイテムや場所の掃除にも便利に使えます。
パワフルなダイソンのクリーナーは、大掃除でも大活躍することでしょう。
※本文内の価格情報は2019年12月23日時点でのAmazon.co.jpの価格です。暮らしに馴染むシンプルデザインのブロワー兼用クリーナー
サンコーのスマートクリーナーWは、暮らしにすっと溶け込む、シンプルでスタイリッシュなハンディークリーナーです。
「吸引」と「吹き飛ばし(ブロワー)」の2つの機能を持っています。機能が2つあると汚れの種類に応じて使い分けられますし、組み合わせることでお掃除効果がアップします。例えば、パソコンのキーボードの奥に入り込んだホコリや、カメラなど精密機器に付着した微細なゴミは、まずブロワーを使って吹き飛ばすのがおすすめです。吹き飛ばして浮き上がらせたホコリやゴミは、ハンディクリーナーに切り替えて吸引すれば、ゴミが残らずスッキリきれいになります。
スマートクリーナーWには下記の3種類のノズルが付属しています。
・ロングノズル
・ブラシノズル
・ショートノズル
掃除する場所の形状や特徴にあわせて、使い分けると効果的です。
軽くて小さいので、車の室内の掃除にも、もってこいです。シートのすき間に入り込んだゴミは、ロングノズルを差し込めば、ぐいっと吸引できます。車内の床には、靴底に付着した枯れ葉や砂や小石などの細かいゴミがたまりがち。こちらはブロワーを使えば、吹き飛ばして取り除けます。動力はUSB充電方式です。USB端子を持つ車であれば、車内で充電することも可能。
傍らにいつも置いておけば、思い立ったときに掃除ができます。今度こそ掃除の習慣化に導いてくれそうなお役立ちハンディクリーナー、スマートクリーナーWです。
※本文内の価格情報は2019年12月23日時点でのAmazon.co.jpの価格です。
カメラ女子系ライター。愛用のカメラはCANON EOS 5D Mark IV。ミニマリストをお手本に道具や電子機器は徹底的に気に入ったものしか買わないと決めている。写真を撮りに行きたい国はアイスランド、インド、キューバ、台湾。