記事提供:三菱電機(三菱ルームエアコン 霧ヶ峰)
まだまだ厳しい残暑が続いていますが、エアコンがフル稼働する夏も、そろそろ終わり。
この季節にやっておきたいのがエアコンのカビ対策です。実は冷房運転停止後のエアコン内部は湿度が85%以上*にもなり、カビが成長しやすい環境になってしまっています。
*三菱電機 霧ヶ峰 PR事務局調べ
エアコンのカビ対策と聞くと、大変そうに思えますが、やり方はとっても簡単。
ある運転モードにするだけで、エアコン内部が乾燥してカビが繁殖しにくくなります。エアコンのカビは空気中のホコリが原因です。空気中にある微細なホコリやカビ菌がエアフィルターをすり抜けて入り込み、多湿なエアコン内部でカビ菌がホコリを食べ増殖してしまうのです。
ニオイの原因にもなるカビ菌を、今のうちに撃退しましょう。
送風運転はエアコン内部を乾燥させるためカビ予防に効果的です。
冷房後はエアコンの内部に水分がたまっているので、送風運転で内部を乾燥させてください。
熱交換器やファンや通風路等に汚れがたまるとカビ菌のエサになります。やわらかい布で汚れを軽く拭き取ってください。
汚れがひどい場合は、水またはぬるま湯を含ませた布をよくしぼり、拭いてください。
※お手入れはそれぞれのエアコンの取扱説明書に従って行ってください。
※ご自身での掃除が心配な方、掃除がしづらい箇所の汚れが気になる場合は、専門業者にご依頼ください。
掃除機で吸い取るか、水洗いをして、フィルターのホコリを取ってください。自動お掃除機能がある機種は、ダストボックスにたまったホコリを取り除いてください。
※お手入れはそれぞれのエアコンの取扱説明書に従って行ってください。
お使いのエアコンに「内部クリーン」機能がついていたら、シーズン中は普段から設定をオンにしておくことをおすすめします。「内部クリーン」は冷房や除湿運転停止後に自動的にエアコン内部を乾燥させる機能で、カビの予防に効果的です。(多くのメーカーのエアコンに「内部クリーン」「内部清浄」等の名称で搭載されています。)
この表は、カビが発生しやすい温度と湿度を表しています。夏の暑い時期はエアコン内部が多湿になりカビの発生しやすい環境に。残暑の厳しい9月もまだまだ安心できません。 エアコン内部をしっかり乾燥させないと、カビが発生しやすい状態が続きます。
※「内部クリーン」は、
・付着してしまったカビによる汚れを取り除く機能ではありません。
・エアコン内部を乾燥させるために弱暖房をする機種が多く、そのため室温が2~3度上がることや、室内の湿度が上がることがあります。