冷房の効きを良くするカギは室外機!?
記事提供:三菱電機(三菱ルームエアコン 霧ヶ峰)
「日本の夏が年々暑くなってきている」そう感じることはありませんか。それもそのはず。40年前と比べて日本の猛暑日はなんと約5倍※に増えています。
そんな時に大活躍するのがエアコンですが、使い方次第では冷房の効きがイマイチ…なんてことも。実は、冷房を効きやすくするコツは、忘れられがちな「室外機のケア」にあります。
*気象庁「過去の気象データ」 東京・大阪の猛暑日の推移より
エアコンの効きが悪いと、お部屋に取付けられている「室内機」に原因を探しがちですが、効きが悪いのは、「室外機」のせいかもしれません。
冷房は、お部屋の空気から熱を奪って冷媒で室外機に運び、室外機から外に放出することで、お部屋を涼しくします。しかし室外機の周りが高温になると、熱がうまく放出されずエアコンの効きが悪くなってしまうんです。
そのため室外機の周りの温度を上げないようにすることが大切です。
⾵通しが悪い場所に室外機を置くと吹き出す温⾵がこもって、吸込み⼝周辺の空気の温度が⾼くなり、冷房が効きにくくなってしまいます。
*図に記載しているスペースは、三菱電機ルームエアコンにおける必要スペースです。
室外機の前に、植物や物を置いてしまうと、風の流れが変わり吹き出した温風を吸い込んでしまうため効率が下がってしまいます。
直射⽇光で室外機周辺の空気が暖められると、吸込み温度が上がり冷房の効率が落ちてしまいます。⽇除けなどで室外機周辺の直射⽇光を遮ると効果的です。
*⽇除けについては各メーカーにお問い合わせください。
室外機の設置によく選ばれるベランダなどの囲まれた空間では、夏は室外機周辺に熱がこもり高温になってしまうこともあります。
室外機周辺が高温になると効率が下がるだけでなく、エアコンは機器の保護の為に運転を停止してしまうことがあります。
霧ヶ峰は、ますます過酷になる日本の夏に対応するために、室外機の吸込み温度が高温(FZ・Zシリーズ:50℃、それ以外:46℃)になっても運転が止まらない※2「STRONG冷房」を搭載しています。
※1:室外機の吸込み温度。
※2:使用環境・設置状況により能力の低下があります。所定の設置スペースの確保が必要です。
三菱電機株式会社
空調冷熱システム事業部