酷暑の影響で、エアコンクリーニングの申し込みがうなぎ登りだった昨年の夏。今年もまた、梅雨入り前に真夏日を記録し、すでに記録的な猛暑が予想されています。こうなると、エアコンの出番が増えること間違いナシ。本格的にエアコンを運転する前に、掃除をしなければ…。わかってはいても、年末の大掃除ですらぎりぎりまでやらない不精者の筆者は、なかなか重い腰が上がりません。
そんな時、トリセツ編集部から「エアコンのクリーニングをしていますか?」と尋ねられました。「昨年の夏にクリーニングをしたきりです」と伝えましたが、よくよく思い返してみると、昨年は掃除した記憶がありません。2年間放置したエアコンを、真夏はもちろん、冬の暖房、梅雨の除湿と使っていたのです。
黒い斑点の正体は、カビ!
いやいや、わが家のエアコンは、お掃除機能がついているから大丈夫と思いつつ、恐る恐るエアコンの吹き出し口をのぞいてみました。
ギャーー!黒い斑点が、あちらにもこちらにも、こびりついています!黒い斑点の正体、それはカビです。そういえば、先日の蒸し暑い日、数カ月ぶりにエアコンをつけたら、少し嫌な臭いがしていたのです。ということは、エアコンの内部はすでにカビの巣窟になっており、部屋中にカビをまき散らしていたのかもしれません。ゾッとしますね…。

皆さんも他人事ではありませんよ。わが家のエアコンはお掃除機能付きで、抗菌コートされているからカビが生えるわけない…そう思っているあなたも、エアコンの掃除なんていつしたかしら…と首をひねっているあなたも、エアコンの吹き出し口をのぞいてみてください。さぁ、ご一緒に!ギャーーー!!
黒い斑点を見つけたら、クリーニングの緊急サインです。また、冷暖房の効きが悪くなってきたら、エアコン内部のフィルターが目詰まりしているのかもしれません。
エアコンは構造上、カビの温床になりやすい!

そもそも、エアコンはカビが生えやすいと知っていましたか?カビが発生しやすい温度は、20〜30℃と言われています。私達がもっとも快適に感じる温度と同じですね。しかもカビは湿度の多い環境を好みます。
エアコンの仕組みを簡単に説明すると、エアコン本体と室外機が冷媒管でつながっています。室内と室外の空気を取り込み、熱交換器で熱を奪ったり放出したりすることで、室内を設定温度にしています。実は、この熱交換器が、カビを増殖させる要因。夏場に冷房運転をすると、熱交換器には結露がおきて、内部の湿度が高くなります。さらにエアコンは、室内の空気を取り込む際、室内のほこりも吸い込むので、そのほこりをエサにしてカビが増えていくのです。
エアコンのカビが、気管支炎や喘息、アトピーを引き起こす!?

内部にカビが生えたまま、エアコンを運転するとどうなるか。
カビの胞子を含んだ風が部屋中に広がってしまい、その空気を吸い込むと、気管支炎や喘息(ぜんそく)、アトピーなどの皮膚の異常といった症状を発症する恐れがあります。
真夏にエアコンをつけっぱなしで寝て、くしゃみや咳、鼻水が出たり、風邪のような症状が続いたことはありませんか?これは、体内に入ってきたカビに過敏に反応して、アレルギーを起こしているのかもしれません。
内部までやらなければ意味がないエアコンクリーニング。プロに頼むなら、どこがいい?

赤ちゃんや子どもはもちろん、大人も健康を守るために、エアコンのカビを放置してはいけないとわかったと思います。筆者もようやく「夏本番前に、エアコンをなんとかせねば」と決意しましたが、はたして素人のクリーニングでカビを取りきることはできるのでしょうか。
吹き出し口やフィルター、お掃除機能付きエアコンのダストボックスは、拭き取りや取り外して水洗いができますが、内部の熱交換器には手が届かずきれいにできません。エアコンクリーニングは、内部の熱交換器まで掃除することが大切なのです。
エアコンのカビを徹底洗浄したいのなら、やはりプロのハウスクリーニングにお願いした方がよさそうです。ところが、ハウスクリーニングの会社は数多く、どこに申し込めばいいのか見当がつきません。
しかも、調べてみると、梅雨明けから夏にかけてはエアコンクリーニングの繁忙期で、料金が値上がりすることもあるそう。スタッフが事前に訪問してエアコンの状態を見てから見積もりを出す会社もあるようで、共働きのご家庭や単身の方は、クリーニングをしてもらうためにそこまで時間を割くことは難しいでしょう。
一体どうすればよいのかと頭を悩ませていると、こんなおいしい情報を教えてもらったのです。
東京ガスグループからエアコンクリーニングを申し込むと、業界大手のカジタクによるプロのお掃除サービスが、カジタク販売価格から10%オフになるのです!
お得な情報に目がないのは、筆者も皆様も同じ。詳しくご紹介しましょう。

東京ガス×カジタクの最強タッグ!カジタク販売価格から10%オフの特別価格でご提供
家事の宅配カジタクは、スタッフの研修やアフターコールを徹底し、100万件もの販売実績があります。またカジタクの強みとして、満足保証があり、万が一クリーニングに不満がある場合は、実施から7日以内であれば、無料で再実施してくれるそうです。※1こうした安心感から、顧客の満足度は、なんと97%!※2 これなら安心してお任せできますよね。
※1本サービスの利用規約、補償規定に従ってのご対応となります。※2カジタク2016年利用者調査
そして、東京ガスのライフバルの店頭や東京ガス×カジタクのサイトをご覧いただき、お電話やWebからカジタクのお申し込みをされると、特別価格としてカジタク販売価格から10%オフになるのです。これはお得!
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例えば、エアコンクリーニングであれば、通常タイプのエアコン1台12,000円(税抜/以降同じ)が、東京ガス価格は10,800円に。自動お掃除機能付きエアコン1台19,800円が、東京ガス価格は17,820円と10%オフになります。お掃除機能付きエアコンは構造が複雑で、分解する箇所が多く手間がかかるので、多少割高です。
ちなみに一律料金なので、事前見積もりも必要ありません。サービス料金には、分解・高圧洗浄による内部のクリーニングのほか、防カビ・防菌コートスプレーも含まれており、交通費などの追加料金もかかりません。ハウスクリーニングが未体験で相場が分からない方にとっては、追加料金がなく明瞭会計なのは安心できますよね。
ちなみに、エアコンクリーニング以外にも、レンジフードやキッチン、浴室、窓+サッシ+網戸2カ所など、ご家庭の油汚れやカビ汚れを徹底的にお掃除できるメニューが揃っています。こちらのクリーニング料金も、東京ガスグループを経由すれば、10%オフ!今年の大掃除のシーズンは、ここでお願いしようと心に決めました!
エアコンを運転しはじめる6月〜8月には、エアコンクリーニングの需要が高まり、予約が取りにくくなります。その前に、さっそくエアコンクリーニングを頼むことにしました!興味のある方は、下記のバナーからお申し込みください。

エアコンクリーニング初体験!プロの技を目の当たりにしました

カジタクのスタッフの方がやってきました。エアコンは、専門性の高いクリーニングになるので、しっかりと研修を受けた方が担当してくださるそうです。
今回掃除してもらうのは、わが家のリビングエアコンです。フィルター自動お掃除機能付エアコン(2014年度製)で、購入して2回しか掃除をしていません。ちなみにわが家のエアコンの真下には、本棚があります。テレビやベッドといった家具があっても、動かさずに作業ができるのか尋ねてみました。
「エアコンの下に脚立を置けるスペースがあれば大丈夫です!エアコンクリーニングで出る汚れた水で、周囲を汚さないようにきちんと養生するので、ご安心ください。ただエアコンの左右に、手が入るすきまがない場合は、お引き受けできない場合もありますので、ご注意ください。」
本棚を動かさなくても大丈夫と聞いて一安心。
さて、エアコンクリーニングの流れを追っていきましょう。
①動作確認と分解

まずは、動作確認をして、クリーニング前のエアコンの状態をチェックします。エアコンのカバーを外すと、ほこりまみれになったねずみ色のフィルターが登場しました。送風口の周辺は、カビと茶色い汚れがへばりついています。
これはひどい…。
フィルターは自力で取り外しが可能なので、たまに掃除をするとカビ予防になるそう。フィルター掃除の手順は、掃除機でフィルターのほこりを吸い取り、浴室で水洗いをしたら、しっかり乾燥させて戻します。せっかく、今回エアコンクリーニングをしてもらうので、カビを増やさないように、フィルタークリーニングは続けていきたいものです。


フィルターは2年間放置。お掃除機能のダストボックスは、購入した5年前から一度も開けたことがありません。ほこりとカビ汚れで、ひどい状態でした。送風口周辺には、茶色い汚れがへばりついて汚いです…。
②養生

エアコンの基盤部分に水分がかからないよう、しっかりと養生して保護します。今回は、エアコンの真下の本棚や学習机などにも、ビニールのカバーをかけ、洗浄水で汚れないようにしてくれました。この後、10〜20リットルもの水を使って洗い流すので、排水用にビニールのチューブも取り付けます。
③洗浄

続いて、高圧洗浄機で専用の洗剤が含まれた水分を吸い上げて、エアコン内部を洗浄します。てっきり、エアコンを分解してゴシゴシとブラシで洗うのかと思ったのですが、実際は、プロの使う洗剤の力で汚れを浮かして、カビやほこりを洗い流すのだそう。

家電が大好きなトリセツ読者の方であれば、高圧洗浄機をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、自力で掃除しようとして間違って水を電子部品にかけてしまうと、故障の原因になるのでご注意を。自力で掃除する場合は、手が届く範囲をぞうきんで拭き取るとよいそうです。

洗浄水は、フィン部分にかかったものはエアコンの排水管から流れていき、吹き出し口付近にかかるものは排水用のビニールチューブから流れていきます。チューブの先にはポリタンクがあり、カビとほこりで汚れた黒い水がどんどんと溜まっていきます。


先ほどは透明だった洗浄水が、カビとほこりで墨汁のように真っ黒な液体に…!けれど、汚れが落ちていることが目に見えてわかるので、途中から爽快感がありました!
④乾燥

先ほど、カビは湿度の多い場所で繁殖するとお伝えした通り、湿度は大敵です。。洗浄後は、目に見える汚れを拭き取り、しっかりと乾燥させます。
⑤フィルターとエアコンカバーの洗浄

フィルターと分解したエアコンカバーは、浴室などで洗浄します。フィルターやエアコンのパーツは、シャワーとブラシで丁寧にこすり洗いをして、乾かします。
⑥排水ホースの詰まりをチェック
エアコンクリーニングでは、普段結露した水を流す排水用のホースにホコリを流すので、詰まってしまう場合があります。洗浄が終わった後は、室外機の側にある排水ホースに詰まりがないか確認をします。
⑦仕上げとコーティング

防カビ・防菌コートスプレーをかけて、カバーを取り付けて、クリーニングは終了です。クリーニングの後、暖房なら30分〜1時間。送風なら2時間程度、運転して内部の水分を完全に飛ばして、乾燥をさせます。
エアコンクリーニングの感想と結果

お掃除機能付きエアコンのクリーニングの所要時間は、約150分〜180分。通常のエアコンの場合は、約90分〜120分ほどかかります。
今回エアコンクリーニングをお願いしてわかったことは、家事のアウトソーシングのすばらしさでした。エアコンクリーニングのような、専門性が高く、住む人の健康に影響する恐れがある家電の掃除は、自分でなんとかしようとせず、プロに任せた方が絶対によいのだと思います。
もし自力で行っていたら、分解や養生で手間取り、腕を上げ続けながらの作業で筋肉痛になり、倍以上の時間がかかっても、内部のカビを取りきることはできなかったでしょう。もしかしたら、電子部品に水をかけてしまったり、分解した部品を戻せずに、故障させてしまったかもしれません。
そう思うと、費用に見合う、いいえ、それ以上の価値があったと断言できます。

ダストボックスの汚れもきっちり落ちています。
そして目に見えない空気ですが、はっきりと違いを感じたのです。クリーニング前は、嫌な臭いがうっすらと風に乗って漂っていました。けれど、クリーニング後は、嫌な臭いもなく快適です。
その日の夕方、幼稚園と小学校から帰ってきた子ども達が、エアコンのすぐ横の学習机で遊び始めました。エアコンをつけてみると、すぐに娘が違いに気づいた様子。

「あれ?今日は、いい空気がきている〜!気持ちがいいね」とエアコンの風を心地よさそうに浴びています。
これなら喘息気味な息子も、エアコンのすぐそばにいても安心です。
エアコンのシーズンがやってくるこの季節、予約が取れにくくなる前に、お早めにご予約ください。
ちなみにカジタクの方によると、夏前はもちろん、夏にエアコンを使った後の秋口にクリーニングするのもおすすめなのだとか。たしかに、夏が終わった後、結露やカビが発生しやすくなった状態で放置するよりも、すっきりクリーニングをして防カビ・防菌をした方が、清潔さをキープできそうです。
皆さんが心地よいエアコンライフを過ごせるように、東京ガス×カジタクのお得なエアコンクリーニングをお試しください。お値段以上の価値をお約束します!

[提供:東京ガス]